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父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え(著者;ジェイエル・コリンズ)

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今回取り上げる本は、『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』です。

 

「会社に頼らず生きていきたい!」と切望するビジネスパーソンに、「お金を生み出す投資法」を伝授します。

 

著者の「ジェイエル・コリンズ」氏は、ファイナンシャル・ブロガー。

 

ページ数は300ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』の要点

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. 経済的自由を手にしたければ「借金をしないこと」
  2. お金には「正しい考え方」がある
  3. 「投資の錯覚」に気づくことが第一歩
  4. 「投資」はシンプルイズベスト

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

1つ目は、“経済的自由を手にしたければ「借金をしないこと」”について。

 

本書は、ひと言でいえば、経済的自由を勝ち取るための「投資の本」です。

 

この投資において、著者であるジェイエルさんは3つの原則を説きます。それが「支出は稼ぎより少なくする」「余りは投資する」「借金をしない」です。

 

お金や投資に関する名言、名句では、必ずといっていいほど、「収入を増やし、支出を減らす」という言葉が登場します。

 

とても当たり前のことなんですが、これがお金持ちになる絶対法則なんでしょう。

 

注目すべきは「借金をしない」です。

 

ジェイエルさんは、冒頭で「借金をしない」ことの重要性を説きます。

 

なぜなら、「経済的自由」になれない最大の理由が「借入金」だからです。

 

とりわけ悪いのは「借入金を受けていることを問題視していない」ことです。

 

では、借入金がどんな悪影響を与えるのか、以下に列挙します。

 

・借入金があると、収入の大部分が利息の支払いに使われる

・人生の選択の幅に大きな制限を受ける

・感情的、心理的負担となりストレスを抱える

 

まあ、お金を借りないことが一番なんですが、「私もう、借金まみれなんです!」って人は、どうすればいいのでしょうか?

 

ジェイエルさんは具体的数字をあげています。

 

借入金の金利が「3%未満」だったら、返済を焦らずに、余剰分を投資に回してもいいそうです。

 

「3~5%」だったら返済、投資、どちらでもOKです。

 

「5%」より高かったら、「とにかく返済しろ!」って言っています。

 

ちなみによく言われる「良い借入金」てものは存在しません。

 

しないことが一番です。

 

このように、経済的自由を手に入れるために、まず「借金をしないこと」だったのです。

 

2つ目は、“お金には「正しい考え方」がある”について。

 

「借金をしない」ことが、経済的自由への第一歩でした。

 

さて次は、投資とは切っても切れない関係にある「お金に対するマインドセット」です。

 

ジェイエルさんは、レベルを3つに分け、説明しています。

 

レベル1は、「お金は使うためだけのものではない」です。

 

イメージしてください。

 

テーブルの上に「一万円札」があったとします。

 

この「一万円札」で何ができると思いますか?

 

①高級レストランに行ける、靴が買える

 

経済的自由を手に入れるには、こんな考え方も必要です。

 

②投資できる

③投資して、株式市場の利回りは買い物に使い、元本の1万円を手元に残す。

④複利の効果が十分に出てから、お金を使う

 

何が言いたいのかと言うと、いきなりお金を使うのではなく、投資して増やしてから、複利でお金を使うということです。

 

複利なので、元手の1万円を使う必要はありません。

 

レベル2は「機会損失を考える」です。

 

投資しないで何かを買った時、機会損失が生まれます。

 

「機会損失」とは、「儲けられる機会を失った」ことです。

 

例えば300万円もする車を買ったとします。これは、本来自分のために働いてくれるはずだったお金を失ったことになります。

 

もし、この300万円を投資に回し、うまく運用できれば、その車が何台も買えるくらいのお金になるかもしれません。

 

レベル3は「投資について考える」です。

 

これは、投資についての考え方を変えることを意味します。

 

一般的に投資というと、当たり前ですが「お金を投資している」と考えます。

 

しかし、そうではなく「事業を所有している」と考えるのです。

 

「事業を所有している」とは、投資の神的存在、ウォーレン・バフェットの言葉ですが、株式投資をしている場合、少なからず、その企業の一部を所有していることに他なりません。

 

もし、株価が下がったとしても、それは「株式市場」の話であって、事業の価値は変わっていないのです。

 

優良な企業で経営が健全である限り、株価の変動は小さなことだったのです。

 

ここから何が言えるのかというと、「その事業を所有している」という考え方にすれば、事業そのものに目が行き、正確な価値を見出すことができるということです。

 

これら3つのレベルを段階的に踏んでいくことで、お金に対する正しいマインドセットが行えるのです。

 

3つ目は、“「投資の錯覚」に気づくことが第一歩”について。

 

経済的自由を手に入れるためには、お金に対する考え方を一新する必要がありました。

 

さてここで皆さんに質問です。

 

「投資したいけれど、なかなか一歩が踏み出せない」という人がいます。

 

なぜ踏み出せないんでしょう?

 

答えは簡単、「恐い」からです。

 

投資に踏み出せないのは、「失敗したらどうしよう」という「恐れ」からくるのが大半です。

 

では、この「恐れ」を克服するには、どうしたらいいのでしょうか?

 

それは「知る」ことです。

 

投資をする人がつい陥ってしまう「原因」を知りさえすれば、失敗する確率をグンと下げることができるのです。

 

なので、「市場でお金を失う原因」を知り、恐怖を克服しましょう。

 

ジェイエルさんは、その原因について4つあげていますが、今回は時間の都合上、2つに絞って解説します。

 

1つ目は、「優れた個別株式の銘柄を見分けられると信じている」です。

 

結論から言ってしまえば、「どんな人でも、儲かる株式を見極められない」ということです。

 

これは、個人はおろか、運用のプロ、もっと言えば、この本を書いているジェイエルさん自身も「見極められない」といいます。

 

投資の世界で活躍しているウォーレン・バフェット、ピーター・リンチといった人々は、選ばれし者であり、ほんの一握りのスーパースターです。

 

それ以外の人々は、まず見極められないという認識が必要です。

 

2つ目は、「泡に集中してしまう」です。

 

「泡」とは、ビールの「泡」を指します。

 

これはグラスではなく、中の見えないコップにビールを注いだ状態を想像します。

 

当たり前ですが、中は見えず、「泡」だけが見えますね。

 

これが「株式市場」です。

 

このビールの例えは、株式市場に関連する2つの要素を表します。

 

1つが「ビール」の部分。これは、私たちが保有することができる、実際に行われている事業を示します。

 

もう1つが「泡」の部分。刻一刻と変わる株価のことを指します。日々変動にさらされ、投資家が見誤る部分です。

 

重要なのは、「ビール」の部分。ビールの部分こそが、ビジネスを継続的に大きくしていく力なので、ビールの部分こそ、よく観察する必要があるのです。

 

以上を踏まえながら、株式投資で失敗しないために知っておきたいことは、「錯覚」に陥らないことだったのです。

 

4つ目は、“「投資」はシンプルイズベスト”について。

 

株式投資で失敗しないためには、錯覚に陥らないことが重要でした。

 

さて、いよいよ最後です。

 

最後は、著者がこの本で一番伝えたいことについて触れていきましょう。

 

著者が一番伝えたいこととは、投資する時の考え方と投資商品は、「シンプルで行け!」です。

 

なぜ、「シンプル」なのかというと、投資が複雑になるほど、利益を上げにくくなるからです。

 

では、シンプルな考え方とはどんなものがあるのでしょう?

 

それが次の3つの考え方です。

 

①今の自分は、投資のどの段階にいるのか?資産を積み上げる時期なのか、資産を維持保全する時期なのか、それともその2つのミックスなのか?

②どこまでのリスクを受け入れられるか?

③投資のスパンは長期か、短期か?

 

これら3つの考え方を明確にすることで、ポートフォリオをつくる準備が整います。

 

では、シンプルな投資商品とはどんな商品なのでしょうか?著者のジェイエルさんがおすすめするのは、「VTSAX」。(バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンド)

 

ちょっと長いですが、これは1975年にジャック・バンガードさんが創設したもので、投資の世界では、とてもユニークな商品と言われます。

 

バンガードは基本的に顧客が所有し、実際の費用のみで運営されています。

 

手数料が低く、運用成績もよいことが特徴です。

 

このように、経済的自由を手に入れるための投資の考え方、商品は「シンプル」を意識する必要があったのです。

 

『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』のまとめ。

 

  1. 「ローン」があったらすぐに返済しましょう。
  2. お金に対する「概念」を変えましょう。
  3. 「事業内容」に目を向けましょう。
  4. 「シンプルかどうか?」を判断軸にしましょう。

 

この動画では、『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。