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このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法(著者;北野唯我)

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今回取り上げる本は、『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』です。

 

「転職を考えているが、一歩踏み出せない!」と頭を抱えるビジネスパーソンに、転職の軸となる考え方をわかりやすくお伝えします。

 

著者の「北野唯我」氏は、「職業人生の設計」の専門家。

 

ページ数は258ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』の要点

 

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. 転職には「軸」が必要
  2. 生き残るには「マーケットを見る」
  3. 会社選びには「基準」がある
  4. 「転職は悪だ」は挑戦しない者のいいわけ

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

 

1つ目は、“転職には「軸」が必要”について。

 

本書は、読者のみなさんに深く共感してもらうために、「ストーリー形式」で描かれています。

 

主人公「青野」は、今まさに転職を考えた30代前半のビジネスパーソン。

 

しかし特別な専門性もない、大きな組織を率いた経験もない自分が、いざ転職を目の前にすると、手も足も出ないことを痛感する。

 

かと言って、出世コースが先細りになっている今の会社にいても、未来の展望が描けない。上が詰まっているから、優秀な人からやめていく。

 

「転職は30歳がピーク」と謳われた雑誌のコピーに焦る気持ちが沸き出てくる。

 

…と、ストーリーはこんな形で始まりますが、これってすごくリアルじゃないですか?

 

ひょっとしたら、今、この動画をご視聴のみなさんも、この主人公のように「焦っている」かもしれませんね。

 

主人公の「青野」は、ひょんなことから、著名な経営コンサルタントである「黒岩」と出逢い、転職に必要な「思考」を授かります。ちなみに50万円で。

 

黒岩曰く、転職に必要なのは知識でも情報でもなく、どう選べばいいかの判断基準である「転職の思考法」だといいます。

 

そもそも「転職」となると、なぜ決断できないのでしょうか?それは、「初めての意思決定」でからです。

 

転職を考える前は、いい大学に入って、大企業に就くといった「レール」に乗り、「意思決定をしないで」生きてきました。

 

転職を目の前に多くの人が不安や恐怖を感じてしまうのは、「転職」という、「捨てることを伴う意思決定」をしなければならないからです。

 

「どう転職すべきか?」「転職に必要なものは何か?」を決める「転職の思考法」を身につけることで、人生の分岐点を乗り越えていくことができるのです。

 

2つ目は、“生き残るには「マーケットを見る」”について。

 

転職には、思考の軸となる「転職の思考法」を身につけることが必要不可欠でした。

 

まず黒岩からレクチャーされたのが、「自分のマーケットバリューを知る」ことです。

 

実のところ、自分のマーケットバリュー知っておけば、転職はもちろん、例え会社が潰れたとしても、食べていけるのです。

 

自分のマーケットバリューを知る上で注意したいのが、「上司を見て働くか」「マーケットを見て働くか」という視点です。

 

「上司を見て働く」とは、会社のトップを目指すことです。しかし、これは会社が潰れたら生きていけません。

 

「マーケットを見て」いれば、転職しても、会社が潰れても生きていけるのです。

 

まずは、この「マーケット視点」を持つことが重要です。

 

では、どうやったら自分のマーケットバリューを「測ること」ができるのでしょうか?

 

それが次の3つでわかります。

 

①技術資産

②人的資産

③業界の生産性

 

①技術資産とは、価値のある技術をどれくらい持っているかのことで、それは「専門性」と「経験」から成り立ちます。「専門性」とは職種、「経験」は、技術のことです。

 

②人的資産とは、人脈のことで、自分のために動いてくれる人を指します。転職しても自分を指名してくれる人を作らなければなりません。

 

③業界の生産性とは、その業界にいる人間が、平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているかということです。マーケットバリューは、「業界の生産性」に大きく影響されるので、業界の価値を知ることが必要です。

 

これら3つを踏まえながら、マーケットを意識することで、転職が成功するのです。

 

3つ目は、“会社選びには「基準」がある”について。

 

転職には「マーケット視点を持つ」ことが重要でした。

 

さてここで質問です。もし、あなたが転職するとして、一番気になることと言えば、何でしょう?

 

そうです、「会社選び」です。

 

著者は、会社選びについて3つの基準を設けています。

 

①マーケットバリュー

②働きやすさ

③活躍の可能性

 

順を追って説明します。

 

①マーケットバリュー

先にも紹介した通り、「業界の生産性」のことです。業界の生産性が高く、一人当たりの粗利が高ければ、その粗利はそのまま給料に反映されます。「生産性が高い産業」、もしくは「市場が上向いている産業」に転職することが必須です。反対に生産性が低く、成長が見込めない産業は、いくら魅力的な業界でも転職は失敗する可能性が高いでしょう。

 

②働きやすさ

会社選びにおいて、社内の雰囲気つまり、「働きやすさ」も重要です。実のところ、「マーケットバリュー」と「働きやすさ」は相反するものではないといいます。逆に長期的には一致することが多く、マーケットバリューを追い求めても、働きやすさが低くなることはないのです。マーケットバリューがある会社=うまくいっている会社であれば、「仲良しクラブ」でもうまくいきます。

 

③活躍の可能性

現段階で自分のマーケットバリューが低ければ、「活躍の可能性があるか」を基準にしたほうがいいしょう。なぜなら、活躍して成果が出せれば断然仕事がおもしろくなるからです。この「活躍できる可能性」を浮き彫りにする質問があります。

 

・どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているのか?

・今いちばん社内で活躍し、評価されている人物はどんな人物か?なぜ活躍しているのか?

・自分と同じように中途で入った人物で、今活躍している人はどんな部署を経て、どんな業務を担当しているのか?

 

この質問に対して、答えを明確にイメージできれば、転職は成功するといいます。

 

このように、転職するための「会社選び」は、基準を持つことが重要なのです。

 

4つ目は、“「転職は悪だ」は挑戦しない者のいいわけ”について。

 

「会社選び」には、基準があることがわかりました。

 

さて、いよいよ最後となりました。

 

最後は、「転職を後押しする心構え」についてです。

 

長年務めてきた会社から転職しようとしたとき、誰もが「迷い」を感じます。

 

「転職に失敗するのではないか・・・」

「後任がいないため、辞められないのではないか・・・」

「今の会社に残っていいかも・・・」

 

よく言われるのが、「転職は悪だ」という言葉です。

 

しかし、これには根拠はなく、転職できない者=マーケットバリューのない人間のいいわけに過ぎないのです。

 

黒岩は、迷う青野に対し、次のように述べています。

 

「いいか、転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、姑息ないいわけにすぎない。人間には居場所を選ぶ権利がある。転職は「善」なんだよ。個人にとっても、社会にとっても」

 

もし、自分にマーケットバリューがあり、いつでも転職できる力=選択できる力があれば、会社に対して、対等な立場で接することができます。

 

しかし、マーケットバリューもなく、選択肢を失った瞬間、途端に仕事が窮屈になるのです。

 

もし、自分の価値をもっと上げるべく、転職するのであれば、それが自分にとっても、社会にとってもプラスに働くのです。

 

一番避けたいのは、組織の論理が先行し、「自分には選択肢がない」と挑戦をあきらめることです。

 

挑戦をあきらめた瞬間、転職はおろか、人生に失敗したことになるのです。

 

このことから、「転職は悪だ」という言葉にあぐらをかくのではなく、「転職は善だ」と思い、挑戦することで、人生を成功させることができるのです。

 

『転職の思考法』のまとめ。

 

  1. 転職に必要なのは、「意思決定」の軸を持つこと。
  2. 自分の「マーケットバリュー」を測定してみましょう。
  3. 会社選びの「基準」を頭に叩き込んでおきましょう。
  4. 転職は「善」と認識しましょう。

 

この動画では、『転職の思考法』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。