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お金は寝かせて増やしなさい(著者;水瀬ケンイチ)

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今回取り上げる本は、『お金は寝かせて増やしなさい』です。

 

「給料以外の収入源が欲しい!」という欲張りなビジネスパーソンに、「インデックス投資」の基礎知識をわかりやすくお伝えします。

 

著者の「水瀬ケンイチ」氏は、インデックス投資家のバイブルと称されるブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の生みの親。

 

ページ数は264ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『お金は寝かせて増やしなさい』の要点

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. インデックス投資がおすすめなのは「手間いらず」だから
  2. インデックス投資とは、「投資信託」のこと
  3. 最も重要なのは「自分を知ること」
  4. 売るポイントは「資産を減らさないこと」

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

1つ目は、“インデックス投資がおすすめなのは「手間いらず」だから”について。

 

いきなりですが、質問です。

 

みなさんは「投資」と言えば、何をイメージしますか?

 

株式投資、不動産投資、FX、投資信託。

 

これらは誰もが知るメジャーな投資ですが、今、注目を浴びているのが「インデックス投資」です。

 

本書は、この「インデックス投資」についてまとめられているのですが、なぜそこまで「インデックス投資」を推すのでしょうか?

 

著者の水瀬氏は、その理由を3つあげています。

 

①手間がかからないから

投資は基本的に対象銘柄を選択し、タイミングを見計らって、買ったり売ったりするものです。しかしインデックス投資は、銘柄を選択する必要もないし、タイミングを見計らってどうこうするといった「手間がない」のです。毎月定期的に金額を積み立て、後は寝かすだけです。

 

②スタンダードな投資法だから

「インデックス投資」はあまり馴染のない金融商品ですが、実をいいますとインデックス投資は、世界中の年金基金や投資銀行、生命保険会社などの機関投資家の間では、「スタンダードな投資法」として、受け入れられているんです。日本最大級の機関投資家GPIFという、独立法人があるんですが、運用資金145兆円のうち、112兆円がインデックス運用されているほどです。

 

③マネーリテラシーが身につくから

近年、「確定拠出年金」という、私的年金の一種なんですが、これを採用する会社が増えています。会社に入ってすぐ「確定拠出年金の銘柄を選べ」みたいなことになるんですが、この確定拠出年金のテキストが、そのままインデックス投資の教科書になってしまうんです。つまり、日頃からインデックス投資をしていれば、自然とマネーリテラシーが身につくのです。

 

以上3つが、インデックス投資をおすすめする理由でした。

 

2つ目は、“インデックス投資とは、「投資信託」のこと”について。

 

インデックス投資がおすすめな理由を解説しました。

 

解説したんですが、ひとつ大事なことを忘れていました。

 

それが「そもそもインデックス投資って何?」という、超基本的なことです。

 

「はじめに説明してよ!」ってお叱りの声が聞こえてきそうですが、参りましょう。

 

インデックス投資とは、「投資信託の一種」で、投資家から集めたお金を、ひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。

 

投資信託の運用先が株式や債券である以上、価格変動によって基準価額が変動します。それに伴い、運用がうまくいけば、利益はほぼ投資家のものとなり、うまくいかずに損をすれば、リスクは投資家が負うことになります。

 

まあ、投資だから当然といえば、当然ですね。

 

「じゃあ投資信託のメリットって何?」ってなりますよね。

 

メリットは3つありますが、本動画では時間の都合上、2つだけ紹介します。

 

①少額から投資できる

投資信託は「1万円」から始めることができます。さらに、証券会社によっては5000円、1000円。もっとすごいのはたった100円から買えるところもあるんです。実はこれ、「日本」だからこの金額で投資できるといいます。このハードルの低さは、大きなメリットになります。

 

②分散投資できる

投資の基本として言われるのが「分散投資」です。なぜなら、1つの銘柄にしか投資しなければ、もしその会社が倒産したら、資産は紙くずとなってしまうからです。投資信託は、何千種類にも及ぶ銘柄に投資でき、さらに種類の違う商品にも投資ができるので、リスクも分散できるメリットがあります。

 

「デメリット」についても、知っておきましょう。

 

デメリットは「手数料」です。投資信託には、「購入時手数料」「運用管理費用」「信託財産留保額」という3つの手数料があります。

 

とりわけ「運用管理費用」は、その投資信託を持っている間、発生するもので、長期保有の場合、デメリットとなります。なので、この「運用管理費用」が安い投資信託を選ぶ必要があります。

 

このようにインデックス投資とは、「投資信託」のことで、参入ハードルとリスクの低い投資なので、どんな人でもトライすることができるのです。

 

3つ目は、“最も重要なのは「自分を知ること」”について。

 

インデックス投資のメリット・デメリットが理解できたと思います。

 

さて次は、いよいよ実践に入っていくのですが…

 

その前にインデックス投資において、著者である水瀬氏が、「最も重要」とするものを知っておきましょう。

 

それが、「自分の『リスク許容度』を知る」ことです。

 

「リスク許容度」とは、投資家が許容できる「リスクの範囲」のことです。

 

1年間でどの程度、損失を受け入れるかの度合いを知ります。

 

例えば、1年間で「○○%の損失」「○○万円の損失」といったように、その1年に起こる「最悪の事態」を想定するのです。

 

なぜ「最悪の事態」を想定するのか?

 

それは、「最悪の事態」を想定することで、最悪がわかっているから、逆にメンタルが超強くなっちゃうんです。

 

リスクの最大損失が、自分の許容範囲に収まるような運用であれば、あとは気にせず寝かせておくことができるんです。

 

では、どうしたら「リスク許容度」を知ることができるのか?

 

著者が紹介する方法が3つありますが、本動画では、すぐに理解できそうな2つに絞って解説します。

 

「全部知りたい!」って方は、概要欄にリンクを貼っておきますので、そちらをどうぞ。

 

①年間の貯蓄可能金額の範囲内でする

自分の家計状態を把握し、黒字金額から年間の貯蓄可能金額を計算して、その範囲を「最大損失に耐えられる金額」で行います。例えば、年間50万円貯蓄できそうだったら、最大「50万円の損失までOK」にします。1年で取り戻せるからです。

 

②「『安眠できるか』を基準にする」

これは文字通り、「安心して眠りにつけるか」を基準にします。これは、著者の水瀬氏がリスペクトする著書「ウォール街のランダム・ウォーカー」から習ったものです。数字や理論で許容範囲を決めることも重要ですが、想像力を膨らませて、「感覚的に安心できるか」が、重要と述べています。

 

このように、インデックス投資において一番重要なのは、「許容度を知る」ことだったんです。

 

4つ目は、“売るポイントは「資産を減らさないこと」”について。

 

インデックス投資における「超重要ポイント」についてお伝えしました。

 

・・・ですが、まだ終わりではないですよ。

 

まだまだお伝えしたい重要なことがありますので、ちゃんと観てくださいね。

 

さて、最後にお伝えするのが、インデックス投資の「売り時」です。

 

「売り時」とは、「出口戦略」のことです。

 

「出口戦略」とは、「投下した資本を最大限に回収すること」ですが…

 

実のところ、このインデックス投資は、日本ではまだ歴史が浅く、「出口戦略」についての情報が少ないのが事実です。

 

著者の唱えるインデックス投資術は、「いろいろな資産クラスに分散したインデックスファンドを、タイミングを考えずに定期購入して長期保有する」ものです。

 

インデックス投資は、「将来の株価動向は予測不能」ということが前提にあります。

 

そのため、長い間インデックス投資を行ったあげく、「最後の最後で株価が大暴落したらどうしよう」ってなるのが普通ですよね。

 

そのために、「出口戦略」が必要となってくるんです。

 

じゃあ、どんな戦略があるのか?

 

本書では、その方法が3つ取り上げられていますが、1つだけご紹介します。

 

それが「定率の取り崩し」です。

 

これは、所得の資産配分比率を崩さないように、取り崩すことです。

 

それも、「定額」ではなく「定率」で。

 

なぜ「定率」がいいのかというと、「定率」であれば、運用資産の減少を抑えることができるからです。

 

株価が高い時には多くの投信を売り、安い時には少ししか売れないので、大幅な資産減少を食い止めることができます。

 

著者が推奨するのは、「4%」です。この数字だと、保有資産を減らさないで運用し続けられるからです

 

このように、出口戦略で重要となってくるのは、「資産を減らさない」ことがポイントだったのです

 

『お金は寝かせて増やしなさい』のまとめ。

 

  1. インデックス投資は、「手間がかからない」のが売りです。
  2. インデックス投資は、「ローリスク・ローハードル」と覚えておきましょう。
  3. インデックス投資は、「自分を知る」ことで成功できます。
  4. 「資産を減らさない戦略」でお金をもらいましょう。

 

この動画では、『お金は寝かせて増やしなさい』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。