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1%の努力(著者;ひろゆき)

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今回取り上げる本は、『1%の努力』です。

 

「努力に努力を重ねたのに成功できない!」と、今にも爆発しそうなビジネスパーソンに、新たな視点となる「思考」を授けます。

 

著者の「ひろゆき」氏は、「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」をつくった人物。

 

ページ数は277ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『1%の努力』の要点

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. 努力をしないことが「成功の道」
  2. 手に入れたければ「捨てること」
  3. 「大きな岩」を明確にする
  4. 勝利するには「合わせること」

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

1つ目は、“努力をしないことが「成功の道」”について。

 

本書のタイトルでもある「1%の努力」。

 

これ、どこかで聞いたことがありませんか?

 

そうです。意識の高いみなさんであれば即答ですね。

 

発明家エジソンの「99%の努力と1%のひらめき」という名言です。

 

「努力をすれば報われる」といった意味ですが、本当の意味をご存じでしょうか?

 

それが「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」です。

 

著者であるひろゆきさんも、「ひらめきのないまま、努力をしても無意味だよ」とおっしゃってます。

 

その理由は「環境でステータスが決まってしまうから」です。

 

例えば、「東大生」。

 

あるデータによれば、「東大生の親の6割は年収650万円以上であり、450万円未満の東大生は1割しかいない」そうです。

 

つまり、生まれた環境で学歴が決まってしまうと言っても過言ではないのです。

 

この事実から、人生のスタート地点が違うだけで、すでに圧倒的な差があり、その差を埋めるには「努力」では足りないことがわかります。

 

では、環境に恵まれていない人が、のし上がるには、どうすればいいのか?

 

それが「変えられる部分」にスポットを当てることです。

 

努力を1%に抑え、変えられる部分に99%注ぐことが、わたしたちのできる唯一の方法だったのです。

 

これを踏まえながら本書では、変えられる部分に思考をシフトするための「判断軸」、言わば「思考のための思考」を提供してくれます。

 

2つ目は、“手に入れたければ「捨てること」”について。

 

成功への第一歩は「努力をしないこと」でした。

 

さてここで質問です。「思考のための思考」を実践していく上で、必要なものは何でしょうか?

 

答えは、「新しいことを受け入れられること」です。

 

文字通り、思考を変えるには、新しいことを受け入れられることが重要です。

 

しかし、人間はなぜか「新しいもの」を受け入れられない時があります。

 

なぜそうなるのか?原因は「前提条件」です。

 

「前提条件」とは、既成概念のことです。

 

「大学に行かなければ一生困るよ」「大企業に就職すれば安泰」など、よく言われることですが、実際そんなことってないですよね。

 

大学に行かなくても成功した経営者や、中小企業でも成功をおさめている人もいます。

 

このように「前提条件」が、わたしたちの思考に「ズレ」を生じさせ、新しいものを拒もうとするのです。

 

思考のための思考を行うには、「自分には前提条件がある」と認識することです。

 

そして「努力すれば成功する」「頑張ればなんとかなる」といった固定概念を捨て、「片手を常に空けておく」ことで、前提条件によるズレを解消することができるのです。

 

3つ目は、“「大きな岩」を明確にする”について。

 

前提条件を捨て、「片手を空けておく」ことが重要とわかりました。

 

さて、本書は「1%の努力」という、ムダな努力をしないための考え方を解説していますが、ここでもみなさんに質問したいと思います。

 

ムダな努力をしないために、気をつけなければならないこととは何でしょう?

 

それは「優先順位を決める」ことです。

 

なぜなら、優先順位を決めないと、ムダなことをしてしまうからです。

 

ひろゆきさんは「この壺は満杯か?」の話をあげています。

 

ある大学での話。

 

教授は大きな壺を取り出し、その壺に「岩」を詰め始めた。

 

壺の中が「岩」で一杯になると、教授は生徒に「この壺は満杯か?」という質問をします。

 

一人の生徒が「はい」と答えた。

 

教授は「本当に?」といいながら、教壇の下から「砂利」を取り出し、壺に流し始めた。

 

そしてもう一度、質問する。

 

「この壺は満杯か?」

 

一人の生徒が「多分違う」と答えた。

 

教授は「そうだ」といい、教壇の下から「砂」を取り出し、壺に流し始めた。

 

そしてまた質問する「この壺は満杯か?」

 

生徒は声を揃えて「いや」と答えた。

 

すると教授は教壇の下から「水差し」を取り出し、壺になみなみと注いだ。

 

最後に教授は「何がいいたいのかわかるだろうか?」と質問します。

 

一人の生徒が、「どんなにスケジュールが一杯でも、努力すれば詰め込むことができる」と答えた。

 

教授は、「それは違う、重要なのは先に岩を入れない限り、それが入る余地は二度とないということなんだ」

 

「君たちの人生にとって大きな岩とは何だろう?」と教授は続ける。

 

ここでいう「岩」とは、君たちにとって一番大事なもの。

 

それを最初に壺に入れないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。

 

この話から言えることは、人生で重要ではない「水や砂や砂利で壺を満たしてはいけない」ということです。

 

これこそまさに、「優先順位」のことです。

 

最初に、一番大事なものを壺に入れなければ、ムダな努力で終わってしまうのです。

 

ここからひろゆきさんは何が言いたいのか?

 

それが、「自分にとっての『大きな岩とは何か』を考えること」です。

 

「仕事」「子どもとの時間」「自分の時間」「趣味の時間」など、自分にとっての大きな岩が何なのかを明確にすることです。

 

そして、優先することを決めておき、その通りに動くことが、ムダな努力をしない方法だったのです。

 

ちなみに、ひろゆきさんにとっての大きな岩とは、「睡眠」だそうです。

 

仕事より「睡眠」を優先させ、そこから逆算して動いているといいます。

 

以上を踏まえながら、「大きな岩」という優先順位を決めることで、ムダな努力をせずにすむのです。

 

4つ目は、“勝利するには「合わせること」”について。

 

「大きな岩」という、自分にとって大事なものを明確にすることが、最優先課題でした。

 

さて、いよいよ最後。

 

最後は、「1%の努力」、その真意についてです。

 

本書はムダな努力をせず、最小の努力で最大の結果を手に入れることを目的としていますが、いくら方法論を語ったところで、「結果」が出なければ意味がありません。

 

結果を出し、成功するための思考、それが「最後に勝つにはどうすればいいか?」を考えることです。

 

ここでもひろゆきさんは、わかりやすい例え話をあげています。

 

「イス取りゲーム」の話です。

 

各チームがイス取りゲームをし、次のような結果になった。

 

1位 りんごチーム     223席

2位 カボチャチーム    70席

3位 たまねぎチーム    55席

4位 なすチーム      51席

5位 すいかチーム     35席

6位 はくさいチーム    15席

7位 にんじんチーム    15席

8位 しいたけチーム    15席

 

1位になった「りんごチーム」の中からリーダーを決めようとしたとき、2位以下のチームが、「私たちはみんなまとめて野菜チームだ」と言い出して、「野菜チーム」を作った。

 

つまり、70+55+51+35+・・・=241席となり、

りんごチームを抜いて、野菜チームが勝ちとなりました。

 

そして、野菜チームがリーダーを決めようとした時、ある問題が起きた。

 

すいかチームが「自分たちは果物でもあるから、りんごチームと手を組むことができる」と言い出します。

 

すいかチームが抜けたら、りんごチームの勝利となってしまう。

 

すいかチームは「自分たちをリーダーにしてくれるところと手を組むよ」と言い出す。

 

野菜チームは、すいかチームの言われるがまま、リーダーを選ぶことになった。

 

もともと5位だったチームの中から、リーダーが選ばれたのです。

 

なんともメチャクチャな話ですが、これって事実として存在するんです。

 

1993年、日本新党細川内閣大臣が、こんな感じで誕生したんです。

 

ひろゆきさんはなぜ、この話をしたのかというと、

「最後に勝つにはどうすればいいか」を伝えたかったからです。

 

このイス取りゲームは、まさに「1%の努力」で最後に勝った最高の例です。

 

わたしたちはつい、勝つためには「努力が必要」「全力を振り絞ることが必要」と思ってしまいますが、実は勝利には方程式は存在せず、最終的に「勝った人が強い」ということです。

 

では、最終的に勝つにはどうすればいいのか?

 

それが「社会のニーズに合わせること」です。

 

なぜなら、社会のニーズに合わせることで、自分の能力とは関係なく、勝ちやすい環境にいられるからです。

 

冒頭でお伝えした、「環境でステータスが決まる」ことを考えると、社会のニーズに合わせれば、自然と勝ちやすい場所にいられるのです。

 

以上を踏まえながら、最終的に勝つために、社会のニーズに合わせた生き方をすることが、1%の努力で99%のひらめきを得る方法だったのです

 

『1%の努力』のまとめ。

 

  1. 「努力」していたら、すぐに方向転換しましょう。
  2. 既存の考えを「捨てる」ことからはじめましょう。
  3. 自分の中で一番大事なモノを、探しましょう。
  4. 勝ちたければ「ニーズに合わせる」努力をしましょう。

 

この動画では、『1%の努力』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。