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アイデアのつくり方(著者;ジェームス・W・ヤング)

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今回取り上げる本は、『アイデアのつくり方』です。

 

「斬新なアイデアで上司やクライアントを驚かせたい!」と願うビジネスパーソンに、アイデア発想の「原理原則」をお届けします。

 

著者の「ジェームス・W・ヤング」氏は、アメリカ広告業界の重鎮とも称される人物です。

 

ページ数は100ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『アイデアのつくり方』の要点

本書の結論は以下の7つです。

 

  1. アイデア作成には「2つの原理原則」がある
  2. アイデア発想には「5つの段階」がある
  3. データ集めは「特殊」「一般」に目を向ける
  4. データを頭の中で「咀嚼する」
  5. 組み合わせてもらうために「何もしない」
  6. ひらめきたければ「リラックス」する
  7. ひらめきを「現実化」する

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

1つ目は、“アイデア作成には「2つの原理原則」がある”について。

 

いきなりですが、アイデア作成において非常に重要なことをお伝えします。

 

それが次の2つ

「アイデアを組み合わせる」「関連性を見つけ出す」

 

実のところ、アイデア作成は「既存の要素の新しい組み合わせ以外何ものでもない」ということです。

 

例えば、今、みなさんが手にしている「スマホ」なんかがいい例です。最初は電話機能だけでしたが、メールやインターネットと組み合わせた結果、こんな便利な物になってしまいました。

 

つまり「アイデアを組み合わせる」ことは超基本なんです。

 

もう一つの超基本「関連性を見つけ出す」とは、類似性や関連性をどれだけ見つけることができるかということです。なぜならアイデアは「組み合わせ」から生まれるからです。

 

「これとこれを組み合わせたら・・・」「あれとこれは似ている」など、組み合わせをどれだけ考えるかがカギとなります。

 

まとめると、アイデアとは「一つの新しい組み合わせ」であり、その新しい組み合わせを創り出す才能は「事物の関連性を見つけ出す才能」によって高められるということです。

 

アイデア作成において、まずはこの2つの原理を押さえておきましょう。

 

2つ目は、“アイデア発想には「5つの段階」がある”について。

 

アイデア作成には2つの原理があることがわかりました。

 

さてここからは、実際にアイデアを生み出していく方法について触れていきます。

 

著者であるヤングさんは、アイデアのつくり方を5つの段階に分けています。

 

①データを収集する

②データを咀嚼する

③データを組み合わせる

④アイデアのひらめき

⑤アイデアのチェック

 

とりわけ重要なのが、①②⑤の「意識的活動の時期」です。

 

③や④は、無意識的活動なのでコントロールすることはできません。

 

しかし「①データを収集する」「②データを咀嚼する」「⑤アイデアのチェック」などの、意識的活動の時期は、誰にでもコントロールすることができるからです。

 

したがって、①②⑤に力をいれることで、いいアイデアが生まれるんです。

 

3つ目は、“データ集めは「特殊」「一般」に目を向ける”について。

 

アイデア発想には、5つの段階があると理解できました。

 

ここからは、この5つの段階について具体的に説明していきます。

 

まず「①データを収集する」から。

 

データ収集において重要なのは「何を集めるか」ということです。

 

なぜなら、集めたデータによって、その後の流れが決まってしまうからです。

 

では、何を集めればいいのか?

 

それが「特殊資料」「一般的資料」です。

 

「特殊資料」とは、ターゲットが何を求めているのかを知る資料のことです。「自分が売りたい製品」と「売りたいと想定する相手」について調べます。

 

例えば、「石鹸」が自分の売りたい製品としたら、石鹸と皮膚や髪の毛との関係、エビテンスなどを調査します。そして、この石鹸を買うであろうターゲットについても調査します。

 

「一般的資料」とは、「この世のさまざまな出来事」についての資料です。これはアイデアを生み出そうとしている領域以外の情報のことを指します。

 

「石鹸」に関するアイデアを考えていたとしたら、世の中の出来事やトレンドなど、「石鹸以外」の情報を集めます。この資料は、アイデアを組み合わせる時に必要になります。

 

これら2つの資料を集めることで、新しい組み合わせの材料が豊富になるのです。

 

ヤングさんは、資料の集め方も紹介しています。

 

それが「カード索引法」。8㎝×13㎝の罫線の入った白いカードを用意し、集めてきた特殊な知識を項目ごとにカードに記入していきます。

 

そして、1つの事項を1つのカードに記入し、テーマのセッション別にカードを分類することで、1つのファイルボックスをつくることができます。

 

この方法を使えば、資料集めで挫折してしまう可能性が、大幅に低くなるといいます。

 

以上を踏まえながら、資料集めをすることで、いいアイデアを生む準備が整うのです。

 

4つ目は、“データを頭の中で「咀嚼する」”について。

 

いいアイデアに必要な第一段階は「資料集め」でした。

 

次は「②データを咀嚼する」です。

 

これは、文字通りデータを頭の中で咀嚼することです。

 

この段階でやるべきことは、一つ一つ事実を取り上げ「関連性」を見つけ出すことです。

 

関連性を見つけ出すのに有効なのが、先ほど紹介した「カード索引法」です。

 

データを書き込んだカードを用意し、「これとこれは繋がる」「あれとこれは繋がらない」と、ジグソーパズルのように組み合わせていきます。

 

ジグソーパズルのように「ぴったり」にはハマりませんが、カードに思いついたことを、ひたすら書き込んでいきます。

 

コツは、視点を変えて見てみたり、逆に考えたりすることです。

 

これらを踏まえながら、根気強く試行錯誤することで、次の段階へと向かう準備が整うのです。

 

5つ目は、“組み合わせてもらうために「何もしない」”について。

 

資料集めは、根気強くやることが重要でした。

 

さて、次は「③データを組み合わせる」です。

 

この第3段階では意識的ではなく、無意識に頼ることになるので、テクニックというより、直感がモノをいいます。

 

じゃあ何をするのか?

 

ヤングさんは次のように語ります。

「問題を無意識の心に移し、諸君が眠っている間に、それが勝手にはたらくのにまかせておく」

 

簡単に言えば「自分の無意識に組み合わせをまかせよう」ってことです。

 

しかし、これではまだ何をするのかわかりませんね。

 

やることはひとつ「何もしないこと」です。

 

「何もしなくていいの!?」って声が聞こえそうです。

 

そうなんです。何もしなくていいんです。

 

でも、何もしないというと語弊があるので「仕事から離れる」といった方がイメージしやすいと思います、

 

音楽を聴いたり、劇場や映画に出かけたり、詩や探偵小説を読んだりと、自分の想像力や感情を刺激するものに心を移します。

 

以上のことから、第3段階でやるべきことは「何もしない」ことだったんです。

 

6つ目は、“ひらめきたければ「リラックス」する”について。

 

第3段階では「何もしない」ことがやるべきことでした。

 

さて次は「④アイデアのひらめき」です。

 

ここも無意識におまかせする段階なので、私たちは「待つ」しかないようです。

 

このことについてヤングさんは、

「アイデアの訪れてくる時は、こんな風である。諸君がアイデアを探し求める心の緊張をといて、休息とくつろぎのひとときを過ごしてからのことなのである。」

 

よくビジネス書や自己啓発書などで言われるんですが、ひらめきというのは「考え事から離れてリラックスした瞬間に訪れる」そうなんです。

 

ヤングさんの言っていることがまさにそれで、具体的な場面というのは、ひげを剃っている時やお風呂に入っている時、朝めざめてボーッとしている時、眠っている時などがそれに当たります。

 

これを踏まえると、この第4段階でやるべきこととは「リラックスしながら、待つ」ことだったんです。

 

7つ目は、“ひらめきを「現実化」する”について。

 

ひらめきには「リラックス」状態であることが必要不可欠でした。

最後は「⑤アイデアのチェック」です。

 

この最終段階では、ひらめいたアイデアが「現実的かどうか」「使えるかどうか」をチェックします。

 

ひらめいたアイデアを具体化し、現実の世界で使えるように展開させます。

 

展開させたら、実証してみます。

 

気をつけたいのは「ひらめいたら、もう大丈夫!」と高をくくることです。

 

実を言いますと、せっかくのひらめきを台無しにしてしまうのは、この最終段階です。

 

ひらめいても使えるように工夫しなかったり、実証しなかったりしなければ、今までの努力はすべて水の泡となってしまうからです。

 

以上を踏まえながら、最終段階ではひらめいたアイデアを現実化し、実証することでアイデアが完成するのです。

 

『アイデアのつくり方』のまとめ。

 

  1. まずは、アイデアの「原理原則」を覚えましょう。
  2. アイデア発想の「5つのステップ」を押さえておきましょう。
  3. データ集めは「根気強く」やりましょう。
  4. データを「頭の中」で味わいましょう。
  5. ひらめきを得るために「仕事」から離れましょう。
  6. 「リラックス」し、ひらめきを待ちましょう。
  7. ひらめいたら、すぐに検証してみましょう。

 

この動画では、『アイデアのつくり方』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。