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医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?(著者;加藤容崇)

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今回取り上げる本は、今、“サウナー”の間で話題の『医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?』です。

 

「仕事で成果が出せない」と悩むビジネスパーソンに、「サウナ」で問題解決へと挑みます

 

著者の「加藤容崇」氏は、サウナーと医師の2つの顔を持つ人物。

 

ページ数は214ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?』の要点

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. サウナに入ると「仕事ができるようになる」
  2. サウナ効果は「エビテンス」だらけ
  3. サウナには「正しい入り方」がある
  4. サウナ効果によって、体内は「いいことだらけ」になる

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

1つ目は、“サウナに入ると「仕事ができるようになる」”について。

 

まず気になるのが、「なぜサウナに入ると、仕事ができるようになるのか?」です。

 

答えを言ってしまえば、「サウナに入ると脳と体が“ととのい”、結果、仕事ができる」ということです。

 

「脳」に関して言うと、多忙なビジネスパーソンは、「常に脳を使っている状態」です。そこでサウナに入ることで、「強制的に脳をオフにする」ことができるんです。

 

「体」の方はと言うと、睡眠不足が改善されたり、肩こり、腰痛、眼精疲労が軽減されたり、します。

 

じゃあ、なんでサウナに入ると“ととのう”んでしょうか?

 

簡単に言ってしまえば、「サウナは人体にとって“非日常的な危機的状況”」だからです。

 

サウナは100度近い超高温地帯。熱くて、仕事のことを考える余裕なんてありません。脳は、この環境に対応することだけに集中するので、余計なことを考えなくなるのです。つまり、強制的に思考停止にできるんです。

 

さらに、体はこの「危機的状況」に対し、自律神経、心拍、血流量、脳内ホルモンなど、すべての力を総動員して、環境に適用しようとします。

 

この流れによって、体内に目まぐるしい変化が起こり、体がととのっていくんです。

 

このように、脳と体のコンディションがととのうことで、仕事のパフォーマンスが上がり、仕事ができるようなるんですね。

 

これを証明するように、ビジネスエリートは、実は「サウナ好き」が多いのです。

 

有名なのは、ヤフーのCEO、川邊健太郎(かわべけんたろう)さん。川邊さんは、千葉県の館山にプライベートサウナを持っているほどサウナ好きです。

 

さらに、TABI LABO(現NEW STANDARD)CEO、久保尚太朗さんも、会社にサウナを導入してしまうほどサウナが好きです。

 

さらにさらに、コクヨ株式会社のセールスエンジニア部長である、川田直樹さんも企業のサウナ部、部長です。

 

ビジネスの第一線で活躍している人は、意外にもサウナ好きが多いんですね。

 

とまあ、こんな感じで、サウナで体をととのえると、最高のコンディションで仕事に臨めるので、「成果を出すことができる」ということだったんです。

 

2つ目は、“サウナ効果は「エビテンスだらけ」”について。

 

サウナに入ることで、体がととのい、「仕事でパフォーマンスを発揮することができる」とわかりました。

 

そこで欲しくなってくるのが、「エビテンス」じゃないですか?

 

ここでは、エビテンスに基づき「脳」と「睡眠」への効果について、解説しますね。

 

まず、「脳」から。

 

脳への効果として「脳疲労がとれる」があります。

 

「脳疲労がとれる」

「脳疲労」の原因と言われるのが、「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」です。これは、「ボーッとしている状態」のことで、脳が意識的に活動していない時に働いてしまう脳回路を指します。この活動していない状態にあっても、脳は70~80%のエネルギーを消費しているといわれます。

 

一方で、「CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク」)というものあります。これは「DMN」とは、真逆の状態で、集中して仕事を行っている時に活性化する脳回路を指します。脳疲労をとるには、いかに「DMN」の消費量を減らせるかに懸かっているのです。

 

そこでサウナの登場です。サウナに入ると、強制的にオフすることができるので、DMNの消費量を減らすことができるんです。結果、「脳がスッキリ」する。著者はサウナの醍醐味は、「脳疲労がとれること」と強く主張しています。

 

次に「睡眠」です。

 

答えから言っちゃいますと、サウナに入ることで、「深く眠る」ことができ、良質な睡眠が得られるということです。

 

著者独自の調査ですが、「サウナに入った日」、「サウナに入らなかった日」それぞれ、5日間計測した結果、「サウナに入った日」の方が、「平均1.5倍、深く眠れた」という結果になりました。

 

サウナに入らなかった日は、最初に訪れる深い睡眠の時間が「49分」だったのに対し、入った日は約2倍の「94分」になります。

 

近年の研究では、睡眠は長さより、「深さ」の方が重要と言われ、寝入りの段階で、「どれだけ深い睡眠を得られるか」によって、睡眠の質が決まるのです。

 

驚くべきことに、「サウナ」はそれを実現しちゃいます。

 

このように「サウナ」には、脳疲労や睡眠など、さまざまな改善効果があるという、エビテンスがありました。

 

3つ目は、“サウナには「正しい入り方」がある”について。

 

さて、サウナのさまざま効果がわかったところで、次はいよいよ「サウナの入り方」です。

 

まず、サウナは「ただ入ればいい」というわけではありません。

 

なぜって、入り方でパフォーマンスが変わるからです。

 

ざっくりまとめますと、

 

「サウナ→水風呂→外気浴」を「3~4セット」

 

です。

 

これで終わりと言いたいところですが、もう少しお付き合いください。

 

まず、「サウナ」室に入ったら、なるべくヒーターから離れ、あぐらか、体育座りをします。

ここで気になるのは「サウナを出る時間」です。

 

一番確かなのが、「脈」。

 

「脈拍が平常時の2倍」になったら、サウナ室を出ます。

 

著者を例にとると、平常時の脈拍数は50~60回。これが、120回/分になったらサウナを出ます。感覚的には、軽いエクササイズと同程度の負荷が目安です。

 

さて、サウナ室から出たら、「水風呂」です。

 

「水風呂なんて体に悪いんじゃ・・・」と思ってしまいますよね。

 

でも、この水風呂こそが、心身のパフォーマンスを上げるのに必要なんです。

 

まず、ぬるい水のシャワーで少し体を慣らしてから水につかります。

 

この時、おすすめなのが、「大きく息を吸い、吐きながら入ること」です。

 

息を吐きながら入ると、横隔膜が上がり、横隔膜によって押し出される腹部の血流量が減るので、心臓への負担が減ります。

 

つかる温度は16~17度、時間は「脈が平常時に戻ったら」が目安です。

 

最後は、「サウナの神髄」ともよばれる「外気浴」です。

 

水風呂から上がったら、タオルで体を拭きます。

 

そして、横になるか椅子に座ります。

 

時間は5~10分が目安で、足の末端が冷たく感じたら終了です。

 

ポイントは、水風呂から出たら速やかに「外気浴」をすることです。その時間「2分」。

 

なぜなら、「真のととのい」は、約2分で終了してしまうからです。

 

アドレナリンの血中半減期が2分と言われ、この2分の間は、リラックスして、ゾーン状態に入ることができます。この貴重な2分を存分に楽しむために、水風呂から出たら、速やかに行動しましょう。

 

最後となる4つ目は、“サウナ効果によって、体内は「いいことだらけ」になる”について。

さて最後は、サウナに入ることで、体の中で「どんないい効果があるのか」を説明して、幕を閉じようと思います。

 

お伝えするのは、「心臓病」と「認知症」についてです。

 

まず「心臓病」から。

 

実は、サウナに入ることで、「血管の弾力性が増して、心臓病のリスクが低下する」といわれます。

 

心疾患の原因は「動脈硬化」。動脈硬化とは「血管が硬くなること」ですが、本来血管はゴムのように弾力があるのが正常。しかし、動脈硬化が進むと、乾燥したマカロニようにカチカチになってしまうのです。

 

すると心臓の負担が増し、十分な血流が運ばれず、心疾患を起こします。

 

サウナに入ることで自律神経が刺激され、血管が強制的に伸び縮みさせられ、弾力性が増し、結果的に心臓病のリスクが低下するのです。

 

次は、「認知症」です。

 

毎日サウナに入る人は、週1回以下の人に比べ、軽度の認知障害になるリスクが「66%も低い」という報告があります。

 

脳は、もともと細菌やウイルスが侵入しないように、脳血管の壁は隙間なく頑丈に作られています。その分、物質交換が起こりにくく、認知症やアルツハイマー病の原因となる不要な物質も溜まりやすくなります。

 

しかしサウナに入ることで、物質の交換が促進され、不要なものが洗い流せ、結果、認知症になりにくくなるのです。

 

このように、サウナに入ることで体内では、さまざまな良い変化が起こることがわかりました。

 

脳も体もリフレッシュして、さらに健康になるなんて、もうサウナに入らない理由はないでしょう。

 

『医者が教えるサウナの教科書』のまとめ。

 

  1. サウナに入って、「脳と体」をととのえましょう。
  2. 「脳疲労」をとって、仕事で成果を出しましょう。
  3. 「正しい入り方」で、サウナを120%活用しましょう。
  4. 体内で起こる「変化」を知り、サウナを楽しみましょう。

 

この動画では、『医者が教えるサウナの教科書』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。