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コンサル一年目が学ぶこと(著者;大石哲之)

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今回取り上げる本は、ビジネスパーソンであれば誰もが知っておきたい『コンサル一年目が学ぶこと』です。

 

「ビジネスの基礎力を身につけたい」と願う、新人ビジネスパーソンに向けて、時代が変わっても「変わらない」普遍的なビジネススキルをお届けします。

 

ページ数は281ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『コンサル一年目が学ぶこと』の要点

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. 話す技術は「期待値」でうまくいく
  2. 仮説思考は「問題解決に速くたどり着ける」思考法
  3. 「議事録」は、書類作成の「キホン」が学べる
  4. ビジネスマインドは「バリュー」から考える

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

と、その前に、本書はタイトルからして、「コンサルタント向けの本」に思えますが、ご安心を。

 

職業、業界を問わず、「15年後にも役立つ普遍的なスキル」そして、「社会人1年目の初歩」が学べる内容になっています。

 

なので、「私、コンサルティング会社に勤めてません!」という人でも、為になることがたくさんありますので、最後までお付き合いください。

 

それでは行きましょう!

 

1つ目は、“話す技術は「期待値」でうまくいく”について。

 

よくコミュニケーションスキルで重要視されるのが、「結論から話せ」「数字で話せ」「ロジックで話せ」といったものです。

 

本書でもそれらが取り上げられていますが、あえて割愛します。

 

ここでは、著者が最も重要とするコミュニケーションスキル、「相手の期待値を把握する」をご紹介します。

 

実は、ビジネスにおいていちばん大事なものがあります。それが、「相手の期待を超え続ける」ことです。

 

これは、どんな業種、業界問わず、ビジネスであれば基本中の基本。

 

じゃあ、どうやったら「相手の期待値を超える」ことができるのか?

 

それが、「相手の期待の中身を把握する」ことです。

 

顧客や消費者、もっと言えば、上司が「何を期待しているのか」を、正確に把握します。

 

そして、何を期待しているのかわかったら、そのレベルにおいて、何が何でも相手の期待以上の成果を出すことを目指しましょう。

 

例えば、クライアントから「市場規模の数字を出すこと」を求められたら、「市場規模の数字を出せばOK」ではありません。

 

「数字を出す」ことは100%かもしれませんが、それは「最低ライン」です。

 

相手の期待値を超え、120%にしなければ、ビジネスは成功しません。

 

このことから、相手の期待値が「どこにあるのか」「どの程度までか」を把握するためのコミュニケーションが必要になってきます。

 

もし、「期待値が満たせない」っていうなら、安請け合いしないことが大事かもしれませんよ。

 

2つ目は、“仮説思考は「問題解決に速くたどり着ける」思考法”について。

 

ビジネスの基本となる、「期待値超え」は「期待値把握」というコミュニケーションが必要だとわかりました。

 

さて、次は、「思考術」についてです。

 

コンサルの思考術として有名なのが「論理思考」「仮説思考」「問題解決」などがあります。

著者が重要視するのは「仮説思考」です。

 

なぜなら、コンサルタントの思考のエッセンスは「仮説思考」のなかに詰まっており、一度身につけてしまえば、生涯使えるからです。

 

これは著者以外の偉い人たちも、異口同音に唱えているので、間違いないでしょう。

 

「仮説思考」とは、「はじめに仮説ありき」という考え方で、「ストーリーに沿って、あらかじめ調べるポイントを絞り込む」思考法のことです。

 

みなさんは何か「結論を出さなければならない時」どんなことをしますか?

 

多くの人は、たくさんのデータを集め、データが揃ったところで、それぞれ詳細に検討して、結論を導き出すのではないでしょうか?

 

このような「網羅的に結論を出す方法」は、時間ばかりかかるので、非効率的です。

 

そこで「仮説思考」です。

 

仮説思考は、今予想できる範囲で、ストーリーラインを描きます。

 

「もしかしたら、こうではないか?」という仮説のもと、リサーチを行っていくので、非常に効率的です。

 

もし仮説もなく、リサーチを行っても、得られるものは何もないでしょう。

 

では、具体的にどうすれば仮説思考となるのか?

 

それが「仮説→検証→フィードバック」のサイクルを高速で回します。

 

例えばこんなとき・・・

 

「A店の売り上げが悪い」

 

まず「サービスが悪いのでは?」という仮説を立てた。

 

そこでアンケートを取り、検証した結果、「店員の接客態度が悪い」という事実があきらかとなった。

 

サービス改善のために、「社員教育」を行った。

 

もし、アンケートを先に取ってしまい、「商品が悪い」「接客が悪い」「店内が不潔」など様々な回答が出てきてしまったら、そこからさらにリサーチを行うので、時間がかかりすぎます。

 

「サービスが悪いのでは?」という仮説を立てたことで、すぐに改善へと向かえたのです。

 

仮に、そこで改善されなければ、「商品が悪いのでは?」と新たな仮説を立てて、改善していくことで、本質の答えへとたどり着けるのです。

 

このことから、仮説思考で考えることで、スピーディーに動くことができ、問題解決できることがわかりました。

 

3つ目は、“「議事録」は、書類作成の「キホン」が学べる”

 

さて、ここまでは「期待値を知る」「仮説思考」など、コンサルの仕事に対するマインドについて解説してきました。

 

ここからは、コンサルの具体的な「デスクワーク術」についてまとめていきます。

 

デスクワーク術といえば、議事録の書き方、スライドの基本、効率のよい勉強法、プロジェクトの課題管理方法などありますが、ここでは初歩のテクニックとして「議事録の書き方」について解説します。

 

「そんなのわかってるよ!」という人も、おさらい感覚で聞いてください。

 

議事録の書き方は、新人の仕事の定番ですが、これほど文書の書き方が学べる機会はありません。議事録には基本的なルールや作法がぎっしり詰まっているからです。

 

まず、議事録の基本として、「日時」「場所」「参加者」「本日のアジェンダ」を書きます。

 

ついついやってしまうのが、「発言録」を書いてしまうことです。

 

「誰がどう発言した」というのを逐一書くのは、ただの記録となってしまうのでNGです。

 

基本的に議事録は「その会議で何が決まったのか」を書きます。

 

なぜ、決まったことを書くのか?

 

それは、決まったことを紙に証拠として残しておけば、後になって「決めた」「決めていない」などのトラブルが防げるからです。

 

「決まったこと」とは、例えばこんな感じです。

 

・○○商品は、2000個を○円以下で購入することで決定。

・ウェブデザインはC案を採用する。

・お客様の対応のために1名を選任で割り当てる。

 

このような決定事項を書くのが、議事録の役割なのです。

 

他には、「確認が必要なこと」「次回に向けてのTO DO」などを整理しながら、議事録を書いていきましょう。

 

最後となる4つ目は、“ビジネスマインドは「バリュー」から考える”について。

 

「期待値を超える」「仮説思考で考える」「議事録の書き方」ときました。

 

さて、最後となるのは、ビジネスパーソンに必要不可欠な「ビジネスマインド」。

 

「バリューを出す」ことです。

 

バリューとは、「付加価値」のことですが、この付加価値が生まれる時とは、どんな時でしょう?

 

答えは、「相手がそこに価値を感じてくれた時」です。

 

「当たり前の話じゃないか!」と怒られそうですが、ちょっと待ってください。

 

なぜ、そこまでして言うのかは、これを頭では理解していても、実行できていない人がほとんどだからです。

 

ではどうしたら価値が生まれるのか?

 

それが、「自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする」ことです。

 

「価値」を決めるのは、他でもない「相手」です。自分ではありません。

 

目指すのは「他人に貢献すること」です。

 

相手にとって「価値がある」ことに目を向け、そこで「自分にできることは何か」を考えていきます。

 

「他人に貢献する」という気持ちを前提に動くと、価値が生まれるのです。

 

このことからビジネスにおいて、重要なマインドとは、いかに「相手に貢献できるか」にあったのです。

 

『コンサル一年目が学ぶこと』のまとめ。

 

  1. 相手の「期待値」を知ることが、プロとしての第一歩です。
  2. 「仮説思考」で、すぐに問題解決しちゃいましょう。
  3. 議事録で「文章力」をアップさせちゃいましょう。
  4. 「相手のバリューは何か?」を常に意識しましょう。

 

この動画では、『コンサル一年目が学ぶこと』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。