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「言葉にできる」は武器になる。(著者;梅田悟司)

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今回取り上げる本は、シリーズ累計30万部の著者が贈る『「言葉にできる」は武器になる。』です。

 

「自分の考えを言葉にできない」「もっと人を惹きつける文章を書きたい」など、コミュニケーション時代ならではの悩みを解消します。

 

著者の「梅田悟司」氏は、電通のトップコピーライター。

 

ページ数は254ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『「言葉にできる」は武器になる。』の要点

本書の結論は以下の4つです。

 

  1. 「内なる言葉」に気づくことで「言葉にできる」
  2. 向き合うには「外に出す」
  3. 書き出すには「紙に書く」こと
  4. 言葉にするには、「型」と「心構え」

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

1つ目は、“「内なる言葉」に気づくことで「言葉にできる」”について。

 

いきなりですが、質問です。

 

本書のタイトルは、「言葉にできるは武器になる。」ですが、なんで「言葉にできると武器になる」のでしょうか?

 

3秒待ちますので、ちょっと考えてみてください。

 

 

答えは、言いたいことが言葉にできれば、「人を動かすこと」ができるからです。

 

SNSが普及した今、言いたいことが言葉にできれば、人々を惹きつけ、動かすことができます。

 

さらに、仕事やプライベートにおいても同様です。ビジネスシーンでは、自分の言いたいことをシンプルに伝えられれば、成果に繋がります。

 

恋人同士、言いたいことを言葉にできれば、関係が長続きするでしょう。

 

このように、人間にとって「言葉にできる」は、強力な武器となるのです。

 

「じゃあ、どうしたら言いたいことが言葉にできるの?」という疑問に、著者は、次のように述べます。

 

「内なる言葉で思考を深め、外に向かう言葉に転換する」

 

ぶっちゃけて言いますと、言葉には2つの種類があります。

 

ひとつは、「外に向かう言葉」、そしてもうひとつが「内なる言葉」です。

 

「外に向かう言葉」とは、文字通り、私たちが普段から使っている可視化された言葉です。

 

「内なる言葉」とは、無意識で頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで、考えを深めるために用いる言葉のことです。日常のコミュニケーションで用いる言葉とは別物です。

 

言いたことを言葉にするには、この「内なる言葉」を育て、「外に向かう言葉」に変換していく必要があるのです。

 

そして、頭に浮かぶあらゆる感情や考えは、この「内なる言葉」によってもたらされています。「今、自分が何を考えているのか」「頭の中にどんな内なる言葉が生まれているのか」を把握することで、外に向かう言葉は磨かれていくのです。

 

このことから、「内なる言葉」に向き合い、外に向かう言葉に磨きをかけることで、言いたいことを「言葉にできる」のです。

 

2つ目は、“向き合うには「外に出す」”について。

 

「内なる言葉」に向き合い、「外に向かう言葉」に磨きをかけることで、「言葉にできる」ことがわかりました。

 

さて、ここで気になるのが、「どうしたら内なる言葉に向き合うことができるのか?」ということです。

 

著者は次のように述べます。

「内なる言葉の存在をはっきりと認識し、内なる言葉の語彙力と解像度を上げる」

 

特に重要なのが、「内なる言葉の存在をはっきりと認識し、」という部分。

 

実は「人は考えているようで思い出して」います。

 

頭の中がもやもやしていたり、何を考えているかわからなかったり、というのは、過去の記憶を思い出そうとしてしまっている状態です。

 

頭の中は、過去の様々な出来事や気持ちを覚えている「記憶域」と、新しい物事を考える「思考域」があります。

 

「考える」という行為は、思考域で行われるのですが、それ単独では機能しないので、「記憶域」と情報をやり取りして行われます。

 

つまり、自分の記憶と向き合いながら考えてしまっているので、もやもやしたり、考えがわからなくなったりしちゃうんですね。

 

こうならないためには、「記憶域」にあるものを一旦外に出して、考えることに集中できる環境を整えます。

 

どうしたらいいのかというと、頭に浮かんでくる言葉を「とにかく書き出す」ことです。重要なので、もう一度言いますね。

 

「頭の外に出し、自分と切り離す」ことです。

 

内なる言葉を一旦、強制的に外に出すことで、思考と記憶が切り分けられ、考えを進めることに集中できるようになるんですね。

 

このことから、内なる言葉と向き合うには、内なる言葉を外に出し、その存在をはっきりと認識することだったのです。

 

3つ目は、“書き出すには「紙に書く」こと”について。

 

頭の中にある「内なる言葉」を、「とにかく書き出す」ことで、自分と切り離すことができると述べました。

 

「じゃあ、どうしたら“書き出す”ことができるの?」の答えが、

著者が紹介する7つのプロセスです。

 

①頭にあることを書き出す

②「T字型思考法」で考えを進める

③同じ仲間を分類する

④足りない箇所に気づき、埋める

⑤時間を置いて、きちんと寝かせる

⑥真逆を考える

⑦違う人の視点から考える

 

本動画では、特に重要な、「①頭にあることを書き出す」について解説します。

 

みなさんもこんな経験ありませんか?

 

何か新しいアイデアを発想しようと思い、過去にあった出来事や、そこで感じた感情を思い出します。そして、散々考えた挙句、いざ口に出して話してみようしても、なぜか言葉が出ない…

 

こんな状況に陥る原因は、

「頭が一杯になった=よく考えたと誤解してしまう」

「思考が進んでいくと、最初に考えたことが忘れ去られてしまう」

「断片的で脈絡もなく、考え散らかしていることに気づいていない」

の3つです。

 

これらを解決する方法が、「頭にあることを書き出す」です。

 

著者がすすめるのは、「紙に書く」です。A4サイズの1枚紙を横書きにして、水性のサインペンを用紙します。

 

方法はいたって簡単、「とにかく書く」。

 

この方法は、「自分の頭の中を俯瞰して見られるようになる」「リズムよく、次々と書ける」「大きな文字を書ける」というメリットがあります。

 

そして、書き出したものを、分類したり、繋ぎ合わせたりすることで、頭が整理され、考えを深めていくことができるんですね。

 

頭に浮かんだことを、とにかく書き出したことで、頭の中が空っぽになり、考える余裕が生まれたということです。

 

このことから、内なる言葉を書き出したかったら、「紙に書け!」というのが、答えだったんです。

 

最後の4つ目は、“言葉にするには、「型」と「心構え」”について。

 

ようやくここまできました。いよいよ最後です。

 

最後は、実際に「言葉にする方法」です。

 

答えを言っちゃいますと、言葉にするには、「思いをどれだけさらけ出せるか」という点に尽きます。

 

なぜなら、「思いをさらけ出せる」と、何の準備をしていなくても、話したり、書いたりすることができるようになるからです。

 

では、どうしたら「さらけ出せる」のか?

 

思いをさらけ出す戦略が次の2つです。

 

・言葉の型を知ること。

・言葉を生み出す心構えを持つこと。

 

「言葉の型を知ること」から行きます。

思いが膨らむと、外に向かう言葉は磨かれます。しかし、あまりに思いが溢れすぎると、逆に言葉にできない状態になっちゃうんです。そこで「型」です。中学生までに習った「言葉の型」を使うことで、言葉にできない状態から抜け出すことができます。本書では、「5つの使える型」が紹介されています。気になる方は買って読んでみてください。

 

次に「言葉を生み出す心構えを持つこと」です。

これは、著者が言葉を生み出す際に気をつけていることです。「一歩先へ行く」心構えとして①たった1人に伝わればいい②常套句を排除する③1文字でも減らす④きちんと書いて口にする⑤動詞にこだわる⑥新しい文脈をつくる⑦似て非なる言葉を区別する、の7つをあげています。

 

このことから、言葉の型を知り、一歩先行く心構えを知ることで、自分の思いを外に向かう言葉へと変えていくことができるのです。

 

『「言葉にできる」は武器になる。』のまとめ。

 

  1. 「内なる言葉」に向き合い、言葉を磨いていきましょう。
  2. 思考を集中させるため、「内なる言葉」を自分から切り離しましょう。
  3. A4の紙、水性ペンを用意し、「とにかく書いて」みましょう。
  4. まずは、思いをさらけ出す「型」と「心構え」を身につけましょう。

 

この動画では、『「言葉にできる」は武器になる。』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。