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伝え方が9割(著者;佐々木圭一)

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今回取り上げる本は、シリーズ112万部突破の『伝え方が9割』です。

 

「人間関係がうまくいかない」「言いたいことが伝わらない」と悩むビジネスパーソンに、すぐに使えて、効果のある「伝え方」をお届けします。

 

著者の「佐々木圭一」氏は、日本人初、米国の広告賞One Show Designでゴールド賞を獲得したコピーライターです。

 

ページ数は208ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『伝え方が9割』の要点

本書の結論は以下の5つです。

 

  1. 「伝え方」ひとつで、結果は180度変わる
  2. 伝われば「人生が変わる」
  3. 「ノー」を「イエス」に変えるには、3つのステップ
  4. 「イエス」をもらいたければ「好き」と「ありがとう」
  5. 「コトバエネルギー」は相手を動かす

 

以降で具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

1つ目は、“「伝え方」ひとつで、結果は180度変わる”について。

 

察しのいいあなたなら、「なぜ伝え方が9割なの?」という疑問が浮かんだと思います。

 

その答えは、「伝え方で結果が変化する」からです。

 

例えば…

「デートしてください」と

「驚くほど旨いパスタのお店があるんだけど、行かない?」では、

 

デートできる可能性が高いのは、どっちでしょうか?

 

絶対、後者ですよね?

 

もうひとつ、例えてみます。

「レポートの提出、延期してください」と

「クオリティ上げたいので、もう少しお時間いただけませんか?」では、

 

延期できる可能性が高いのは、どちらでしょうか?

 

こちらも、後者です。

 

前者にしても、後者にしても、目的は同じですが、「伝え方」で、結果が大きく「変化」したことがわかります。

 

著者はもともと「文章の書き方も知らない」「漢字もろくに書けない」「伝え方、書き方をすべて否定される」など、「伝え方」の「つ」の字もありませんでした。

 

しかし、ひょんなことから、コピーライターの肩書きをもらい、悪戦苦闘しながら辿り着いた答えが、

 

「伝え方にはシンプルな技術がある」

「感動的なコトバは、つくることができる」

 

というものでした。

 

つまり、どんな人でも「技術」を知れば、感動的な言葉をつくることができるということです。

 

以上を踏まえながら、著者が贈る「シンプルな技術」について、学んでいきましょう。

 

2つ目は、“伝われば「人生が変わる」”について。

 

感動する言葉、相手を動かす言葉をつくるには、「伝え方」が重要だとわかりました。

 

しかし、まだまだです。

 

まだまだ「伝え方の重要性」は、続きますよ。ちゃんと聞いてくださいね。

 

著者は、「どんな資格より、まず伝え方を学べ」と強く訴えます。

 

断言します。就職にしても昇進にしても、最終的に差がつくのが「伝え方」です。

 

就職は、資格や経歴が重視されますが、いくら自分に魅力があっても、それが「伝われなければ」意味がありません。

 

昇進においては、どれだけ仕事ができても、どれだけがんばっていても、上司から評価されなければ昇進できません。つまり、自分の価値が「伝わらなければ」意味がないのです。

 

それに加えて、今や「個人発信力」が求められる時代。

 

今時の人なら当たり前ですが、何かを買おうとしたとき、まずはインターネットのレビューを見てから買うと思います。

 

なぜか?

 

それは、企業やお店の言葉より、「個人のレビューは、信憑性がある」と感じるからです。

 

今の時代は、特定できる個人の言葉のほうが強く、多くの人に影響するので、企業でも個人でも、「伝え方」が重要となるのです。

 

このことから、「伝え方」というのは、「人生全般に大きく影響を与えるもの」ということがわかりました。

 

3つ目は、“「ノー」を「イエス」に変えるには、3つのステップ”について。

 

「伝え方」の重要性がわかったところで、ここからは、いよいよ伝え方の「技術」について触れていきましょう。

 

まず知っておきたいのが、誰かに「お願いをするときの言葉」です。

 

“「ノー」を「イエス」に変える技術”とも言えますね。

 

そのステップは次の3つになります。

 

①自分の頭の中のことをそのままコトバにしない

②相手の頭の中を想像する

③相手のメリットと一致するお願いをつくる

 

お願いを「イエス」に変えるためには、「自分の頭の中のことをそのままコトバにしない」ことが第一です。頭で思ったことをストレートに言葉にしてしまうと、断られる可能性が高くなってしまいます。白か黒かというルーレットに任せるのは、ダメです。

 

次のステップは、「相手の頭の中を想像する」ことです。これは相手にとって「何がイエスか?」、「何がノーか?」を想像することで、情報を洗い出す作業です。

 

最後のステップは、「相手のメリットと一致するお願いをつくる」ことです。これは、相手優先で考え、結果的に自分が求めるものを達成できればOKです。

 

先の例で言えば、

「デートしてほしいな」と思ったら、ストレートに言ってはダメですよ。

 

ますは、相手の情報を洗い出します。「興味のない人とデートしない」「初めてのものが好き」「イタリアンが好き」という情報をゲットできました。

 

相手のメリットと一致するお願いをつくります。

 

「驚くほど旨いパスタのお店があるんだけど、行かない?」

 

これなら、デートできる可能性がグンとアップするのではないでしょうか?

 

このように、誰かにお願いする時の言葉は、3つのステップを踏むことで、「イエス」がもらえるのです。

 

4つ目は、“「イエス」をもらいたければ「好き」と「ありがとう」”について。

 

「ノー」を「イエス」に変えるには、「そのままコトバにしない」「相手の頭の中を想像する」「相手のメリット」の3つのステップでした。

 

実は、この3つのステップを成功させるためのカギが、ステップ②の「相手の頭の中を想像する」です。

 

「相手の頭の中を想像」できれば、「イエス」に直結する確率がグンと上がるからです。

 

著者は、その切り口を7つあげます。

 

①相手の好きなこと

②嫌いなこと回避

③選択の自由

④認められたい欲

⑤あなた限定

⑥チームワーク化

⑦感謝

 

注目してほしいのは、「①相手の好きなこと」と「⑦感謝」です。

 

まずは、「①相手の好きなこと」。

 

これは、「『ノー』を『イエス』に変える王道」と呼ばれ、相手の好きなことから考えていくことで、相手へのメリットに変えていく方法です。

 

「デートしてください」は、こちらのメリットしかないですね。

 

しかし、「驚くほど旨いパスタどう?」は、相手の好きなことをベースに考えたので、相手のメリットへと変わりました。

 

ストレートなお願いというのは、相手がメリットを感じません。相手の好きなことから考えることで、相手のメリットへと変化していくのです。

 

次に「⑦感謝」

 

著者は、「この切り口は最終手段にして最大の方法」といいます。なぜなら、人は、「ありがとう」と伝えられると、「ノー」とは言いにくいからなんです。

 

「これ、やっといてください。」は、こちらのメリットです。

 

しかし、「いつもありがとうございます。これ、お願いできませんか?」と、感謝から入ると、相手はノーと言いにくいのです。

 

このことから、お願いする前に「感謝」を付け加えることで、相手に断りにくい状況をつくり、結果、「イエス」をもらえるのです。

 

最後の5つ目は、“「コトバエネルギー」は相手を動かす”について。

 

「ノー」が「イエス」になるには、「好きなこと」「ありがとう」がコツでした。

 

さて、最後にお伝えするのが、「コトバの力」を強くする方法です。

 

ところで、人を動かすような「強い言葉」って、何でしょうか?

 

著者が定義するのは、「人の感情を動かすエネルギーのあるコトバ」です。

 

このエネルギーのことを「コトバエネルギー」と呼びます。

 

なぜ、「コトバエネルギー」と命名したのかというと、「感動」という実体のないものを「エネルギー」と捉え直すことで、操ることができるようになるからです。

 

では、どうやってあやつるのか?

 

その技術は次の5つ。

 

①サプライズ法

②ギャップ法

③赤裸々法

④リピート法

⑤クライマックス法

 

ここでは、最も簡単にできる、「①サプライズ法」を紹介します。

 

サプライズ法とは、伝えるコトバに、「驚きワード」をつくる方法です。

 

手順はいたって簡単、言葉の語尾に「!(びっくりマーク)」をつければいいだけ。

 

なんでもない言葉でも「!」をつけることで、コトバエネルギーになっちゃうんです。

 

例えば「好き」より「好き!」と言った方が、エネルギーを感じませんか?

 

「かつどん」より「かつどん!」と言った方が、食べたい気持ちが伝わりませんか?

 

さらに強く訴えるには、「伝えたい言葉」を決めておき、それに適した「サプライズワード」を入れます。

 

「そうだ、京都、行こう。」という有名なフレーズは、

 

「京都、行こう」という「伝えたい言葉」と、「そうだ」という「サプライズワード」で成り立っていることがわかります。

 

ただ「京都、行こう」では、ここまで有名にはならなかったでしょう。

 

このことから、伝える言葉に「驚きワード」を付け加えることで、「強いコトバ」にすることができるのです。

 

『伝え方が9割』のまとめ。

 

  1. 「伝え方」は技術で手に入る。
  2. 「伝え方の重要度」が増していることを理解しておきましょう。
  3. 3つのステップを踏んで「イエス」をもらいましょう。
  4. 「イエス」のコツは、「相手のメリット」と「感謝」。
  5. 「心が揺さぶられるコトバ」を使いましょう。

 

この動画では、『伝え方が9割』の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。

まだ読んでない人は、この機会にぜひ読んでみてくださいね。