未分類

モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術(著者;鈴木颯人)

Featured Video Play Icon

今回取り上げる本は、Twitterフォロワー15万人超えの人物が贈る『モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術』です。

 

「部下が思い通りに動かない…」組織を束ねるリーダーが抱える悩みに、「部下のモチベーション」を引き出すための“答え”を伝授します。

 

著者の「鈴木颯人」氏は、スポーツメンタルコーチ。これまで1万人以上のクライアントの能力を伸ばし、多くの選手に「結果」を導いてきました。

 

ページ数は205ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術』の要点

結論から申し上げると、この本を読んで得られる重要なポイントは以下の6つにまとめることができます。

 

  1. リーダーが大事にしなければならないのは「クレジット」
  2. クレジットを高める方法は「接触」
  3. コーチングは「現状把握」から
  4. 目標設定のコツは「幸せ」
  5. モチベーションを阻害するのは「思い込み」
  6. モチベーションを持続するには、「今」

 

以降では、この6つのポイントを具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

と、その前に、本書のタイトルにもある「モチベーション」について再認識してもらいましょう。

 

一般的に、モチベーションは「上げる」ものと認識されています。この「上げる」という表現は、つらく大変そうなイメージがあります。

 

なので、「引き出す」に変えましょう。

 

「引き出す」に変えると、たちまち気持ちがラクになり、頑張らなくてもできそうです。

ここが一番大事なので、しっかりと頭に入れながら、本題へと移りましょう。

 

1つ目は、“リーダーが大事にしなければならないのは「クレジット」”について。

 

まず、モチベーションを劇的に引き出すための大前提として、リーダーは「メンバーの気持ちを引き出せる存在になること」です。

 

なぜなら人は、「この人なら話してもいい」と思われなければ、会話が成り立たず、気持ちを引き出すことができないからです。

 

では、どうしたら気持ちを引き出すことができるのでしょうか?

 

その答えが「信頼」です。

 

実のところ、「人は信頼度に応じた会話しかできない生き物」です。

 

著者は、この「信頼」を「クレジット」と呼び、このクレジットに応じて人は、心を開くと述べています。

 

このことから、モチベーションを引き出すリーダーは、まず「信頼関係を築く」ことからスタートするのです。

 

2つ目は、“クレジットを高める方法は「接触」”について。

 

モチベーションを引き出すには、「クレジット」が必要不可欠でした。では、どうしたらこの「クレジット」を築くことができるのでしょうか?

 

著者は、クレジットを高める方法として、「一声かける」「名前を呼ぶ」を紹介しています。

 

「一声かける」

会話が生まれるきっかけをつくることができます。それに加えて、「話しかける」という行為は、「あなたのことを気にかけていますよ」という暗黙のメッセージにもなります。なにより、「メッセージを発信し続ける姿勢」が伝わり、相手に安心感を与えることができます。ポイントは「相手が話したいと思えるタイミングを待つこと」です。

 

「一声かけるのも難しい…」という人へ、もっと簡単な方法があります。それが「名前を呼ぶ」です。なぜなら、名前を呼ぶことで、誰もが持っている心理的なニーズのひとつ「重要感」を満たすことができるからです。

 

例えば、まだ出会って間もない人が、自分の名前を覚えてくれていたら、うれしくなりませんか?これは、重要感を満たされたからに他なりません。

 

このように、クレジットを高めるには、難しいテクニックは必要なく、誰にでも、すぐにできる方法だったのです。

 

3つ目は、“コーチングは「現状把握」から”について。

 

クレジットを高める方法について理解できました。ここからは、モチベーションを引き出す実践的なことをお伝えしていきます。

 

まず、コーチングにおいて、取り組んでおきたいことが、「現状把握」です。

 

これは、「相手の現在地を知る」ことです。

 

どんな人でもいきなり「悩みを聞かせてくれ」と言っても、回答に困ってしまいます。そこで、相手のことを知った上で悩みに切り込みます。その方が、スムーズに打ち明けてくれるのです。

 

「相手の現在地を知る」のに、有効なのが「履歴書」です。

 

「履歴書」には、「自己PR」「志望動機」「強み」「趣味」など、普段の会話では知ることのできない情報があります。これをネタに、会話をすることで、相手との距離が一気に縮まるのです。

 

また、そこで自分との共通点などがあれば、鬼に金棒です。親近感が沸き、会話が弾むことは間違いありません。

 

以上を踏まえると、コーチングの第一歩は、「現状把握」から始まるのです。

 

4つ目は、“目標設定のコツは「幸せ」”について。

 

コーチングは「現状把握」からスタートすることがわかりました。次は、高いパフォーマンスを発揮するための「目標設定」のコツです。

 

まず、目標設定において必要なのが「幸せに直結するもの」です。

 

なぜなら人は、「サーボメカニズム効果」とよばれる、生まれながらにして、自ら設定した目標に向かって突き進むようにできています。

 

この機能に則った目標設定ができれば、自然と達成できるのです。

 

「サーボメカニズム効果」を発揮する目標が、「幸せに直結するもの」です。

 

みなさんも経験があると思いますが、上司から「前年比の売上○%増が目標だ!」と発破をかけられても、モチベーションは引き出せないでしょう。

 

自分が上司であれば、相手の「幸せに直結するもの」を設定しなければなりません。

 

以上のことから、モチベーションを引き出すための「目標設定」は、「相手の幸せ」を考えることがコツだったのです。

 

5つ目は、“モチベーションを阻害するのは「思い込み」”について。

 

目標設定は「相手の幸せ」を考えることがポイントでした。

 

さて、ここまでは「モチベーションを引き出す」ことを紹介してきましたが、本項では、「モチベーションを阻害する原因」について紹介します。

 

その原因とはズバリ、「思い込み」です。

 

理由は、思い込みは「ブレーキ」になってしまうからです。

 

例えば、仕事で今ひとつ成果の出せない人がいたとします。この人は保守的な傾向が強く、ここ一番で勝負できません。なぜ勝負できないのかヒアリングしたところ、「失敗して周りの人に迷惑をかけたくないから」という回答でした。分析すると、「幼少の頃、親に結果が出たら褒められ、結果が出ないとがっかりされてきた」という経験からくる、思い込みがありました。

 

このように彼は、「失敗したら迷惑をかける」という「思い込み」によって、本来の力を発揮できなかったのです。

 

リーダーは、メンバーのこのような「思い込み」に気づく必要があります。そして、その思い込みを現状維持するメリットは何かを聞き、自分自身に気づかせることで、「ブレーキ」を「アクセル」に変えることができるのです。

 

最後となる6つ目は、“モチベーションを持続するには、「今」”について。

 

いよいよ最後です。最後は、引き出されたモチベーションを「持続させる方法」です。

 

著者が薦めるモチベーションを持続させる方法として、「目標を1日の行動に細分化する」「72時間以内にアドバイスを実行してもらう」を紹介します。

 

・目標を1日の行動に細分化する

これは、目標を細分化し、「小さな目標」に落とし込むことで、モチベーションを持続させるというものです。人は、あまりにも目標が大きいと、途中で面倒になったり、モチベーションが続かなくなったりします。

 

「これくらいならできそう」と思えるレベルにまで目標を小さくすることで、さらにいえば、「1日」の行動レベルにまで落とし込むことで、モチベーションを持続することができるのです。

 

・72時間以内にアドバイスを実行してもらう

実のところ、人は目標達成してしまうと、達成するまでにやっていた習慣や小さな積み重ねをしなくなるといいます。俗に言う「スランプ」で、これを打開するのが、学んだこと、アドバイスされたことを「72時間以内に実践してもらう」です。

 

著者の見解では、活躍している人ほど、72時間以内に復習したり、実践したりしているといいます。これを基準とし、実行していくことで、モチベーションを持続できるのです。

 

以上を踏まえながら、「今」できること、「今」やるべきことにフォーカスすることが、モチベーションを持続するためのコツだったのです。

 

『モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術』のまとめ。

 

  1. 「信頼関係を築くことがスタート地点」と覚えておきましょう。
  2. 「マメに気遣うこと」が、心を開くポイントです。
  3. 「相手の立場を知る」ことで、会話がスムーズになります。
  4. 「相手の幸せを考える」ことで、目標達成します。
  5. アクセル全開にするには「思い込み」を撃退することです。
  6. 「今」にフォーカスすることが、モチベーション持続に繋がります。

 

この動画では、本書の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ。