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スタンフォード式 疲れない体(著者;山田知生)

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回取り上げる本は、大反響!21万部突破の『スタンフォード式 疲れない体』です。

 

「疲れを取って、仕事のパフォーマンスを上げたい」と悩んでいるビジネスパーソンに、「疲労予防」と「疲労回復」の2つのメソッドを提供します。

 

著者の「山田知生」氏は、スタンフォード大学、スポーツ医局のアソシエイトディレクター。現役のアスレチックトレーナーの2つの顔を持つ人物です。

 

ページ数は251ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『スタンフォード式 疲れない体』の要点

結論から申し上げると、この本を読んで得られる重要なポイントは以下の5つにまとめることができます。

 

  1. 疲れない体になるためには、「予防すること」
  2. 疲れは「体の歪み」が引き起こす
  3. 「IAP呼吸法」で疲れない体になる
  4. 疲れを解消するには、「動く」こと
  5. 疲れたくなければ「朝食をとれ」

 

以降では、この5つのポイントを具体例を交えながら、深掘りして解説していきます。

 

と、その前に、「スタンフォード大学」について、少し説明しておきましょう。

 

頭のいい大学として有名な「スタンフォード大学」。世界の大学ランキングでも、3本の指に入ると言われるエリート大学ですが、実はスタンフォード大学は「スポーツでも名門」なのです。

 

それは実績を見れば明らかです。

 

2012年のロンドンオリンピックでは、スタンフォードから40人の学生が出場し、「12個」の金メダルを獲得。さらに2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、「27個」。アメリカが獲得したメダルの合計が121個で、そのうちの27個。約2割の金メダルを、スタンフォード大学の学生が獲得したことになります。

 

さらに、アメリカの大学のスポーツには、「NCAA」とよばれる「全米大学体育協会」という組織があり、24競技の成績を総合的に評価して、各大学のスポーツの強さを決めています。

 

スタンフォード大学は、1994年から2017年の23年間、連続総合1位を獲得しています。もうこれは、アメリカ最強のスポーツ大学といっても過言ではありません。

 

スタンフォード大学の凄さがご理解いただけたでしょうか?

 

では、本題へと移りましょう。

 

1つ目は、“疲れない体になるためには、「予防すること」”について。

 

スタンフォード大学は、「スポーツでも名門」とお伝えしましたが、そもそもスポーツで成績を残すには、何が必要かご存知でしょうか?

 

「体力づくり?」「技術?」「メンタルトレーニング?」

 

どれも大事なものですが、実は「予防」が重要な部分を占めます。

 

「予防」とは、「ケガ」はもちろんのこと、それ以前の「疲れ」の予防も含まれます。

 

なぜなら、疲れていると、本来の実力が発揮できなかったり、ケガや故障につながったりと、アスリートにとって選手生命に関わってくるのです。

 

「疲れの予防」を考える時、セットで考えなければならないことがあります。それが「疲れを早期に解消する」ことです。

 

疲れは、こまめに解消しておかないと、蓄積して「疲れやすい体」になり、最終的にケガや故障に繋がります。

 

著者は「疲れを早期に解消するには正しい知識が大切」と述べています。

 

疲れとは「神経と体の連携が崩れて起きる現象」であり、疲れない体を作るには、「医学」「脳神経科学」「栄養学」などの知識が必要となってくるのです。

 

以上を踏まえながら、まずは、疲れを予防するための知識を身につけましょう。

 

2つ目は、“疲れは「体の歪み」が引き起こす”について。

 

疲れない体になるには、「予防」が大切で、この予防には「正しい知識」が必要だと理解できました。

 

次に、知るべきことは、「疲れのメカニズム」についてです。

 

そもそも「疲れ」とはなんでしょうか?

 

よく疲れに関して、「乳酸が溜まった状態」「睡眠不足の状態」と言われますが、それらは部分的なものでしかありません。

 

最新のスポーツ医学の見解では、

「疲労とは筋肉と神経の使い過ぎや不具合によって、体の機能に障害が発生している状態」といいます。

 

そして、この状態は「神経のコンディションの悪さ」によって引き起こされます。

 

神経には、「自律神経」と「中枢神経」の2つがあり、この2つの神経の司令塔は「脳」です。

 

行き着くところ、疲労の原因は、「脳」にあったのです。

 

では、この「脳疲労」を防ぐには、何をすればいいのでしょうか?

 

それが「体の歪み」にフォーカスすることです。

 

実は、神経のコンディションの悪さは、「体の歪み」からきています。

 

体が歪んでいると…

中枢神経からの指令が体の各部位にうまく伝わらない→

体の歪みをかばうために無理な動作をする→

ちょっとした動きにも必要以上に負荷がかかる→

疲れる

 

となります。

 

このことから、疲れの正体とは、「体の歪み」からきていたのです。

 

3つ目は、“「IAP呼吸法」で疲れない体になる”について。

 

疲れの正体が「体の歪み」からきているとは、意外だったのではないでしょうか。

 

さて、ここで気になるのは、「体の歪みはどう対処すればいいのか?」ということです。

 

結論から言ってしまえば、本書の一番のテーマである「IAP呼吸法」です。

 

「IAP」とは、Intra Abdominal Pressure(イントラ アブドゥミナル プレッシャ)の略で、直訳すると「腹腔内圧(ふくくうないあつ)」という意味です。

 

人間のお腹には、胃や肝臓などの内臓を収める「腹腔」と呼ばれる空間があり、この中の圧力が「IAP」です。

 

「IAP」が高い状態というのは、肺にたくさん空気が入って、腹腔の上にある横隔膜が下がります。それに押される形で腹腔が圧縮され、腹腔内の圧力が高まり、外向きに力がかかっている状態を指します。

 

「IAP呼吸法」とは、息を吸うときも、吐くときも、お腹の中の圧力を高めて、「お腹周辺を固くする呼吸法」のことです。お腹周りを固くしたまま息を吐き切ります。

 

この「IAP」が高まると、体幹と脊髄など、「体の軸」が支えられ、安定して姿勢を保つことができます。

 

体の軸が安定していると、中枢神経の指令がスムーズになり、無駄な負荷が減り、疲れにくい体となるのです。

 

このことから、「IAP呼吸法」で体の歪みを取ることで、無駄なエネルギーを使わなくなり、結果、疲れにくくなるのです。

 

4つ目は、“疲れを解消するには、「動く」こと”について。

 

疲れの正体「体の歪み」は、「IAP呼吸法」で撃退できるとわかりました。

 

「でも、もう私、すでに疲れているんですけど…」

と視聴者さんの中から、切実な声が聞こえてきそうです。

 

そんな人に朗報です!

その疲れを即座に解消する究極のリカバリー法があります。

 

それが、「体を動かす」です。

 

実のところ、体は「動かない方」が疲れるという事実があります。

 

ノーベル生理学・医学賞の選考委員会があるスウェーデンの「カロリンスカ研究所」。そこで研究者として活躍したアンダース・ハンセン氏によると、

 

「脳はそもそも『体を移動させる』ためにできていて、原始時代からその構造はあまり変わっていない」といいます。

 

つまり、人は「体を動かすこと」が本来の姿であり、「動かない」というのは、不自然なのです。

 

疲れた時は、じっとして動かない方がいいと考える人が多いでしょう。しかし、体を軽く動かした方が、血流の流れが促進され、脳と筋肉にたくさん酵素を送ることができ、疲労物質の滞留を防ぐことができるのです。

 

このことから疲れを取りたければ、「体を動かす」ことが正解だったのです。

 

最後となる5つ目は、“疲れたくなければ「朝食をとれ」”について。

 

体を動かすことで、疲れが取れることがわかりました。さて、いよいよ最後となりました。最後は、「予防法」「回復法」と並んで知っておきたい「食」に関する知識です。

 

ところでみなさんは、「朝食」をとっているでしょうか?

 

忙しいビジネスパーソンであれば、つい「朝食」を抜いてしまうのではないでしょうか。

 

著者曰く「朝食抜きは三食中一番“ヤバイ”」と述べています。それにプラスして、朝食をとるかとらないかで、一日のパフォーマンスや疲れ具合がまったく違ってくるそうです。

 

その理由は、「血糖値スパイク」です。これは、空腹状態で大量に食べると血糖値が急上昇し、その後、急降下することです。

 

この「血糖値スパイク」は、眠気や疲労感の元となります。さらに、朝食を取らないデメリットは、「体温が上がりにくくなる」ことです。

 

体温が上がらないと、パフォーマンスが上がりにくくなり、疲労も引き寄せてしまうのです。

 

以上を踏まえると、しっかりと朝食をとり、エネルギーを補給することで、脳が最も冴える午前中に高いパフォーマンスを発揮することができるのです。

 

『スタンフォード式 疲れない体』のまとめ。

  1. 「予防」することが疲れ対策の基本です。
  2. 疲れの原因は「体の歪み」と覚えておきましょう。
  3. 「IAP呼吸法」で体の歪みを取りましょう。
  4. 疲れを取るには「軽い運動」です。
  5. 忙しいビジネスパーソンだからこそ、「朝食」をとりましょう。

この動画では、『スタンフォード式 疲れない体』の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ。