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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする(著者;グレッグ マキューン)

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今回取り上げる本は、全米ベストセラー&電子累計22万部突破のロングセラー『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』です。

 

「ビジネスで成果を出せない」「もっと効率よく仕事をしたい」というビジネスパーソンの悩みに、「エッセンシャル思考」を使って、問題解決へと導きます。

 

著者の「グレッグ マキューン」氏は、シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEO。Apple、Google、Facebook、Twitterなど、有名企業のアドバイザーを務めている人物です。

 

ページ数は320ページありますが、10分にまとめて要点を解説していきます。

『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』の要点

結論から言いますと、この本の重要ポイントは、以下の5つにまとめることができます。

 

  1. エッセンシャル思考とは「やり方を変えるためのもの」
  2. エッセンシャル思考の基礎は「3つ」
  3. エッセンシャル思考に必要なのは「見極め方」
  4. エッセンシャル思考を行うには「捨てなければならない」
  5. エッセンシャル思考になるには「しくみをつくる」

 

以降では、この5つのポイントを、具体例を交えながら深掘りしていこうと思います。

 

1つ目は、“エッセンシャル思考とは「やり方を変えるためのもの」”について。

 

そもそも、エッセンシャル思考とはどんな思考法なのでしょうか?「エッセンシャル(Essential)を直訳すると、「欠くことのできない、必須、本質、重要」という意味ですが、本書では、「やり方を変えるためのもの」と訳されます。

 

目の前に大量の仕事があったとしたら、その仕事を「こなす方法」を考えるのではなく、「質の高いやり方に変えていく方法」を考えます。

 

この「質の高いやり方に変えていく」には、次のような「思い込み」を克服しなければなりません。

 

「やらなくては」→「やると決める」

「どれも大事」→「大事なものはめったにない」

「全部できる」→「何でもできるが、全部はやらない」

 

これらを「無意識」で行えるようにすることで、最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。

 

以上を踏まえると、「より少なく、しかしより良く」を追求するのが、エッセンシャル思考と言えます。

 

2つ目は、“エッセンシャル思考の基礎は「3つ」”について。

 

エッセンシャル思考が追求するのは、「より少なく、しかしより良く」でした。次は、エッセンシャル思考の「基礎」についてです。

 

エッセンシャル思考の基礎は次の3つになります。

 

①選択

時間とエネルギーの使い方を「自分で選ぶこと」です。人間には「学習性無力感」という、「何をしてもムダだ」と思ってしまう性質があります。この性質によって人は「選ぶ力」を放棄し、他人の「言いなり」になってしまうのです。「自分で選べる」「これをやろう」と、絶えず自覚しておくことが必要です。

 

②ノイズ

世の中の大半は「ノイズ」つまり、「ムダなこと」であり、このノイズを見極めることが重要です。ヴィルフレド・パレートが提唱した「80対20の法則」で言えば、世の中の重要なことは20%ほどであり、残り80%はそれほど重要ではありません。この20%を見極めることが必要です。

 

③トレードオフ

時間や資源は有限なので、あらゆるものに力を注ぐことはできません。「どうすれば全部できる?」と考えるのではなく、「何をとり、何をするのか?」を考えながら選ぶことが必要です。

 

以上の3つが、エッセンシャル思考の土台となるので、チェックしておきましょう。

 

3つ目は、“エッセンシャル思考に必要なのは「見極め方」”について。

 

エッセンシャル思考の基本となる「選択」「ノイズ」「トレードオフ」が理解できました。次に理解しておきたいことが、エッセンシャル思考で必ずと言っていいほど必要な「見極め方」です。

 

「見極め方」とは、あらゆる選択肢を検討した上で、重要なことを引き受けることです。

 

では、どうしたら「見極める」ことができるようになるのでしょうか?

 

それが、「じっくりと考える余裕」と「厳密な基準」です。

 

「じっくりと考える余裕」

これは、「孤独になれる時間をつくる」ことです。忙しいと集中することができず、何も考えることができません。「孤独になれる時間」「集中せざるを得ない状況」をつくることで、本質を見極めることができます。

 

「厳密な基準」

これは、「もっとも厳しい基準を設ける」ことです。「上司の命令だから」「頼まれたから」といった基準ではなく、「上位10%の重要なことだけイエスという」「自分の求めていることだからやる」といったように、明確で厳しい基準を設けることで、本質を見極めることができます。

 

このように、じっくりと考え、選ぶ基準を明確にすることで、見極める力が身につくのです。

 

4つ目は、“エッセンシャル思考を行うには「捨てなければならない」”について。

 

エッセンシャル思考には、「見極める力」が必要不可欠でした。しかし、これだけではエッセンシャル思考は完成しません。

 

次に知るべきは、「捨てる技術」です。

 

ここでいう「捨てる」とは、「断る」ことを指します。実のところ、成果を上げるには、断ることが重要であり、それも相手を傷つけず、うまく断ることが重要です。

 

では、どうしたらうまく断ることができるのでしょうか?

 

そのコツとして次の2つがあります。

 

・判断を関係性から切り離す

「頼み事を断る」と「他人を拒絶する」の関係性を切り離すことです。「頼み事を断る」のは、「相手を拒絶する」ことにはなりません。関係性を切り離すことで、判断は明確になります。

 

・直接的でない表現を使う

きっぱりNOと言わなくても、断ることはできます。「声をかけてくれてうれしいのですが、あいにく手がいっぱいで・・・」とやんわり断ることで、相手を不快にさせません。

 

このことから、相手の頼みごとをうまく断ることで、エッセンシャル思考に近づけるのです。

 

最後となる5つ目は、“エッセンシャル思考になるには「しくみをつくる」”について。

 

エッセンシャル思考には、「見極める」「捨てる」が大きな部分を占めていました。実のところ、もうひとつエッセンシャル思考にとって重要な要素があります。

 

それが「しくみ化」です。

 

厳密に言うと、「すんなりと実現できるしくみ」です。これがあれば、努力や根性は要りません。

 

では、どのようにして「しくみ化」するのでしょうか?

 

本動画では、「しくみ化」のひとつである、「習慣」について取り上げます。

 

「習慣」とは、本質的な行動を無意識化することで、重要なことをやるのが「普通の状態」にすることです。

 

日頃から、正しい習慣を無意識に行い、自然に達成することを目指します。つまり、悪いクセを正しい習慣にすることを意味します。

 

そのコツは次の通りです。

 

「新しいトリガーをつくる」

トリガーとは「きっかけ」のことですが、きっかけとセットにすることで、習慣化することができるというものです。著者は、毎日日記をつけるために、「毎晩携帯を充電するときに、日記を書く」という、きっかけとセットにしたことで、日記を習慣化できました。

 

「難しいことから手をつける」

人は、難しいことを後回しにしてしまう性質があります。しかし、後回しにしてしまうと、さらにモチベーションが下がってしまい、未達となるのです。これを防ぐには、「難しいことから手をつける」と決めてしまうことです。難しいことでも、タスク化することで、習慣にすることができるのです。

 

このことから習慣化することで、それが無意識に行えるようになり、放っておいても目標達成することができるのです。

 

『エッセンシャル思考』のまとめ。

 

  1. エッセンシャル思考が目指すのは、「より少なく、しかしより良く」です。
  2. エッセンシャル思考の基本は「選び方」と心得ましょう。
  3. 「見極める力」を身につけましょう。
  4. 「捨てる力」でムダを省きましょう。
  5. 「しくみ化」し、すんなり実現しましょう。

 

この動画では、『エッセンシャル思考』の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ。