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世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術 1分で話せ(著者;伊藤羊一)

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今回取り上げる本は、『1分で話せ』です。

 

「うまく伝えられない」「相手が自分の話を理解してくれない」など、コミュニケーションがうまくできなくて悩んでいるビジネスパーソンに向けて「伝え方」の極意を指南します。

 

著者の「伊藤羊一」氏は、ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア学長であり、株式会社ウェイウェイ代表取締役です。

 

ソフトバンクアカデミアで孫正義氏へプレゼンし続け、国内CEOコースで年間1位の成績を修めた人物です。

 

ページ数は239ページありますが、私の場合はこの本を読み終えるのに、3時間かかりました。

この動画では、3時間を10分にまとめて要点を解説していきます。

 

この動画を見終える頃には、あなたは「1分で伝えるノウハウ」を手に入れ「伝える力」を身につけているでしょう。

『1分で話せ』の要点

結論から言いますと、この本の重要ポイントは、以下の6つにまとめることができます。

 

  1. 1分で伝えるのは「相手が話を聞いていない」から
  2. 伝えるためのキホンは「相手を動かすため」
  3. 伝え方の基本は「誰に」と「ゴールは何か」
  4. 1分で伝えるには「ピラミッドでロジカルなストーリーを考える」
  5. ピラミッドを強化するのは「例え」
  6. 動いてもらうには「超一言」

 

以降では、この6つのポイントを、具体例を交えながら深掘りしていこうと思います。

 

1つ目は、“1分で伝えるのは「相手が話を聞いていない」から”について。

 

本書のタイトルでもある「1分で話せ」。そもそもなぜ、「1分」で話さなければならないのでしょうか?その理由は「人はあなたの話を聞いていない」からです。

 

人はどんな場面であっても「いつの間にか違うこと」を考えてしまいます。

 

相手が話していても「眠いなあ」「退屈だなあ」「早く終わらないかなあ」など、様々なことを考えているので、相手の話など聞いていません。

 

だから「1分で話す」ことが重要です。1分であれば、相手が話を聞いてくれる確率は高くなり、自分の言いたいことが伝わるのです。

 

「1分で話すなんてムリだ!」と叫びたくなる気持ちわかりますが、ご安心を。著者は、「どんな話でも1分で伝えることはできる」と断言しています。

 

2つ目は、“伝えるための大前提は「相手を動かすため」”について。

 

相手が自分の話を聞いてくれるタイムリミットが「1分」でした。本書は1分で話すためのメソッドを紹介しているのですが、ここで質問です。

 

プレゼンや会議での発言、はたまた日常の会話など、話を伝える「目的」は何でしょうか?

 

答えは「相手に動いてもらいたいから」ではないでしょうか?

 

「伝える」という行動は、プレゼンや会話が目的ではなく、最終的に「相手に動いてもらう」ことにあります。

 

「何のためにプレゼンするのか?」そして「誰に何をどうしてもらいたいのか?」という、あなたの望むゴールを明確にしなければ、相手に伝えることはおろか、相手に伝える意味もなくなるのです。

 

まずは、相手に伝える大前提として、「相手を動かす」という目的を心に止めておかなければなりません。

 

3つ目は、“伝え方の基本は「誰に」と「ゴールは何か」”

 

では、具体的にどうしたら「相手を動かす」伝え方になるのでしょうか?相手を動かすためのカギとなるのが、「相手は誰かをイメージすること」と「ゴールは何かを考えること」です。

 

「相手は誰かをイメージすること」

プレゼンにおいて「相手は誰か」をイメージできていると、相手の心に響く伝え方になります。「どういう立場にいるのか?」「どんなことに興味があるのか?」を具体的にイメージできると、相手の心に響くようになります。

 

「ゴールは何かを考えること」

相手をイメージできたら、次に「ゴールは何か」を考えます。「聞き手が賛成してくれたらいいのか」「聞き手に動いてもらう必要があるのか」など、どこまでやればいいのか決めておきます。

 

このように、相手に動いてもらうには、「相手は誰か」「ゴールは何か」を考えることで、プレゼンは成功へと向かうのです。

 

4つ目は、“1分で伝えるには「ピラミッドでロジカルなストーリーを考える」”について。

 

相手を動かすには、「相手は誰か」「ゴールは何か」を決めておく必要がありました。ここからは、1分で伝える「具体的方法」です。

 

1分で伝えるキーワードは、ズバリ「ピラミッドでロジカルなストーリーを考える」です。

 

「ピラミッド」とは、ロジカルシンキングのひとつ「ピラミッドストラクチャー」のことを指します。結論がてっぺんにあり、その根拠が下に複数ある「ピラミッド」のような形をしていることから、その名がつけられました。

 

このピラミッドをロジカルに考えていくのですが、このロジカルに必要不可欠となるのが、「根拠」です。

 

例えば、「○○さんと仕事がしたい」という結論があったとします。その根拠は「○○さんは方針がわかりやすいから」「○○さんは守ってくれるから」「○○さんは楽しいから」という根拠を並べると、「○○さんと仕事をしたい」という説得力がロジカルに伝わるのです。

 

このことから、結論を先に述べ、次に根拠を添えることで、ロジカルなストーリーを考えることができるのです。

 

5つ目は、“ピラミッドを強化するのは「例え」”について。

 

ここまできて何ですが、実のところ、人間はロジカルでは納得できません。

 

ロジカルな伝え方はいわば、「左脳」を刺激するものです。しかし、左脳だけなく「右脳」も刺激してあげることで、人は納得し、動いてくれるのです。

 

では、どうしたら「右脳」を刺激できるのか?

 

その答えが、「例え」です。

 

「例え」とは、相手に「イメージを描いてもらう」ことです。

 

まず結論を述べ、根拠を添えます。そして、その根拠となる「例え」を提示することで、相手は鮮明にイメージすることができます。

 

「自分がどれだけ今の仕事が好きか」を相手に伝えるとしたら、

 

「私は今の仕事が大好きです。(結論)

理由は3つあります。

1つ目は、今の仕事をやるために毎日勉強してきたからです。(根拠)

例えば、休みでも遊びにも行かず、一日中勉強していたことがあります。(例え)

2つ目は、時間を忘れて没頭してしまうからです。(根拠)

例えば、朝から仕事を始めて気がついたら夕方だったことがあります。(例え)

3つ目は、一日中やっていても飽きないからです。(根拠)

例えば、丸一日やっていても、まだまだやりたいと思ったことがあります。(例え)」

 

このように、「根拠」に「例え」を付け加えることで、聞き手は具体的なイメージが湧きやすくなるのです。

 

最後となる6つ目は、“動いてもらうには「超一言」”について。

 

「結論→根拠→例え」で相手に伝えるベースが完成しました。しかし、ここで終わりではありません。最後の一押しがあります。

 

それが「超一言」です。

 

「超一言」とは、自分の一番伝えたいことを「一言」のキーワードで表すことです。

 

2011年、著者がソフトバンクアカデミアで、「Eコマースの戦略」のプレゼンを行った時の話です。

 

「Eコマースは、きちんと納期を明快にすれば、受注率が上がる」という提案をした時に、きっちりくるから『キチクルリン』というモデルを勧めました。この「超一言」に孫社長は、強く感銘してくれたといいます。

 

このように、「超一言」を加えることで、覚えやすく、その一言でプレゼン全体を表現するようなキーワードになります。

 

「超一言」によって、相手に強く印象に残るプレゼンができるようになるのです。

 

『1分で話せ』のまとめ。

改めて、この本の超重要なポイントを押さえ、あなたが実際に行動に移せるようにおさらいしておきましょう!

 

  1. 相手は「あなたの話を聞いていない」ことを理解しましょう。
  2. 「相手を動かすこと」が目的と心得ましょう。
  3. 「誰」「ゴール」を考えることが成功のカギです。
  4. 「根拠」で左脳にアプローチしましょう。
  5. 「例え」をプラスして右脳にもアプローチしましょう。
  6. 「超一言」で相手をノックダウンしましょう。

 

この動画では、『1分で話せ』の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ。