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「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書(著者;西岡壱誠)

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今回取り上げる本は、18万部突破、今ビジネスパーソンの間で話題の本『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』です。

 

「本を読んでも全く理解できない」「読書をしても内容が頭に入らない」という読書が苦手な人に向けて、東大生が読書術を公開します。

 

著者の「西岡壱誠」氏は、元偏差値35の現役東大生。歴代東大合格者ゼロの無名校のビリでしたが、東大受験を決意します。あえなく2浪が決まった、崖っぷちの状況で「『読む力』と『地頭力』を身につける読み方」を実践した結果、みるみる成績が向上し、東大模試全国第4位を獲得し無事、東大に合格しました。

 

ページ数は267ページありますが、私の場合はこの本を読み終えるのに、3時間半かかりました。

この動画では、3時間半を10分にまとめて要点を解説していきます。

 

この動画を見終える頃には、あなたは「読解力」と「地頭を鍛えるノウハウ」を手に入れることができるでしょう。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』の要点

結論から言いますと、この本の重要ポイントは、以下の6つにまとめることができます。

 

  1. 本の読み方を変えると「地頭」が鍛えられる
  2. 読み込む力を上げるには「仮説作り」
  3. 東大生は「取材読み」でロジカルに読む
  4. 要約が得意な東大生は「整理読み」をする
  5. 東大生は「検証読み」で考える力を身につけている
  6. 東大生は読み終わった後、「アウトプット」している

 

以降では、この6つのポイントを、具体例を交えながら深掘りしていこうと思います。

 

1つ目は、“本の読み方を変えると「地頭」が鍛えられる”について。

 

みなさんは「頭がいい」と聞いて、何をイメージしますか?「頭の回転が速い」「論理展開ができる」などが思い浮かぶと思います。これらは、実のところ「地頭」の良さを表しています。

 

もうひとつ質問です。「地頭がいい人」といえば、どんな人をイメージしますか?日本で一番頭のいい学校に通っている「東大生」が、しっくり来るとは思いませんか?

 

では、どうしたら東大生のように「地頭」がよくなれるのでしょうか?それが、「考える力」を身につけることです。教科書や参考書を読む時に、ただ知識を得るだけではなく、「本と徹底的に議論する」ことで、地頭が鍛えられるのです。

 

つまり、受け身の読書ではなく、「能動的な読書」をすることで、地頭を鍛えることができるのです。

 

2つ目は、“読み込む力を上げるには「仮説作り」”について。

 

東大生は「能動的な読書」をすることで、地頭を鍛えていました。では、具体的に何をすれば「能動的な読書」ができるのでしょうか?それが「仮説作り」です。

 

仮説作りとは、文章の外にある「タイトル」カバーや本の帯などの「装丁」「もくじ」などを見てから、この本はどんなことが書かれていて、自分にとってどんな情報が得られるのか、仮説を立てることです。

 

「仮説作り」の具体的ステップは次の通りです。

 

①「なぜ自分がこの本を読むのか」という目標を付箋に書く。

②もくじを見ながら設定した目標を、どうやってその本で実現するのかという「道筋」を考え、目標の下に書く。

③自分が現在どの立場にいるのかという「現状」を考え、道筋の下に書く。

④実際に読み進めてみて、仮説と違うところが出てきたら、その都度修正する。

 

付箋などに、①ゴール地点②目標までの道筋③スタート地点を、仮説として設定してから、はじめて本を読み始めます。

 

本を読み進めていくと、仮説と違う部分が出てくるので、軌道修正を行います。すると、より質の高い仮説をつくることができ、読解力の精度が上がっていくのです。

 

3つ目は、“東大生は「取材読み」でロジカルに読む”について

 

仮説を立てることで、本を読む前の準備ができました。ここからは、いよいよ本を読んでいくのですが、その前に重要なことがあります。それが、本を読む時、「読者ではなく、記者になる」ということです。

 

「記者」になるために必要不可欠なものが、「取材読み」です。「取材読み」とは、本を読みながら相づちを打ったり、質問を考えたり、メモしたりすることです。

 

取材読みをすることで得られるのは、「感情を込めて読むことができるようになる」「文章の流れを掴むことができる」という効果です。

 

文章は「感情」がわかると、「流れ」が手に取るようにわかり、ロジカルに読み進めていくことができるのです。

 

4つ目は、“要約が得意な東大生は「整理読み」をする”について。

 

ロジカルに文章が読めるようになったら、次に押さえておきたいことがあります。それが「要約」です。なぜなら、「その本で著者が何を伝えたかったのか?」がわからないと、地頭は良くならないからです。

 

著者は、本を要約する読書法として、「整理読み」をあげます。「整理読み」とは、「著者の言いたいこと」と「それを補強する例や根拠」とを“切り分ける”ことです。

 

この2つを「魚」に例えてみます。「著者の言いたいこと」が魚の「骨」、そして、「それを補強する例や根拠は魚の「身」とします。

 

どんな本でも最初から最後まで、一本の「骨」という「著者の言いたいこと」が通っています。そこに、それら言いたいことを裏付ける「身」という「例や根拠」があります。

 

著者が伝えたいのは「身」ではなく「骨」です。この「骨」と「身」を分けることで、要約できるようになります。

 

5つ目は、“東大生は「検証読み」で考える力を身につけている”について。

 

文章を「骨」と「身」に分けることで、要約できることがわかりました。さらに地頭を鍛えるための読書法は続きます。

 

いきなりですが、ここで質問です。

目の前に同じテーマの本が2冊あったら、どう読みますか?

 

A.1冊読んでから、2冊目を読む。

B.2冊同時並行で読む。

 

ほとんどの人が、Aを回答すると思います。しかし、地頭を鍛えるには、Bの「2冊同時並行で読んでいく」必要があります。

 

著者はこの読書法を「検証読み」と名付けます。

 

同時並行で読む「検証読み」のメリットは、「意見の偏りを防ぐ」点にあります。1冊の本は、あくまで1人の意見です。万が一その人の意見が間違っていたら、その情報や考えは偽物となってしまいます。

 

しかし、検証読みで読んでいくと、情報の精度が上がり、多面的なモノの見方ができるようになるのです。

 

最後の6つ目は、“東大生は読み終わった後、「アウトプット」している”について。

 

「取材読み」「整理読み」「検証読み」で、読書の精度と質を上げ、地頭が鍛えられることがわかりました。

 

実のところ、東大生は本を読んだら、そこで終わりません。東大生が最後にやっているのが、「アウトプット」です。

 

なぜなら、「アウトプット」することで、本への理解が一層深まるからです。

 

著者は、アウトプットするための読書法を「議論読み」と名付けます。「議論読み」といっても、何も堅苦しいものではなく、「本の感想を述べる」だけです。

 

感想は、読んだ内容を噛み砕いて理解し、それに対して自分が感じたことを表明することです。一冊の本をインプットし、感想というアウトプットを行うことが「議論読み」となります。

 

著者が2年間東大で生活していた時のことです。東大生は集まると、例えそれが合コンであっても、「本の感想大会」がはじまります。「この本こうだったよね!」「この本の解釈ってここで分かれると思うんだけど」など、本の感想を言い合うのです。

 

まさにこれが、「議論読み」で、感想を共有することで、本への理解が一層深まるのです。

 

本を読むことと、読んだ本をアウトプットすることは“セット”だったのです。

 

 

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』のまとめ。

 

改めて、この本の超重要なポイントを押さえ、あなたが実際に行動に移せるようにおさらいしておきましょう!

 

  1. 「能動的な読書」で地頭を鍛えましょう。
  2. 読む前に、「仮説」を打ち立てましょう。
  3. 「記者」になったつもりで読書しましょう。
  4. 本を「要約」できるようになりましょう。
  5. 2冊同時に読むことに挑戦しましょう。
  6. 本を読んだら「感想」を話しましょう。

 

この動画では、本書の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ。