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Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である(著者;クリスティーン・ポラス)

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みなさん、こんにちは。

 

今回取り上げる本は、発売から即10万部。全米で話題となった『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』です。

 

「人間関係」の悩みが絶えないビジネスパーソンに対し、「礼節」という武器で、問題解決へと導きます。

 

著者の「クリスティーン・ポラス」氏は、ジョージタウン大学、マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授です。

 

「活気のある職場を作る」というミッションで、グーグル、ピクサー、国際連合、世界銀行などで、講演やコンサルティングを行ってきた人物です。

 

ページ数は317ページありますが、私の場合はこの本を読み終えるのに、5時間かかりました。

この動画では、5時間を10分にまとめて要点を解説していきます。

 

この動画を見終える頃には、あなたは「礼節」を身につけ「無礼」に対抗できる、強いメンタルを手に入れることができるでしょう。

『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』の要点

結論から言いますと、この本の重要ポイントは、以下の5つにまとめることができます。

 

  1. 無礼は「年間5000億ドル」のコストがかかる
  2. 礼節は「人生」を変えてしまう
  3. 礼節を身につけるには「人間らしく」がポイント
  4. 無礼な社員には「フィードバックループ」
  5. 無礼には「成功の自覚」で対処する

 

以降では、この5つのポイントを、具体例を交えながら深掘りしていこうと思います。

1つ目は、“無礼は「年間5000億ドル」のコストがかかる”について。

 

あなたの職場にもいる無礼な人。著者は、この無礼な人が会社に与える損害を「数値化」したところ、なんと「年間5000億ドル」ものコストがかかっていたのです。

 

アメリカ心理学会の試算によれば、職場のストレスによってアメリカ経済にかかるコストは「年間5000億ドル」にも及びます。

 

仕事のストレスが原因で「毎年5500億日もの就業日」が失われ、病院に通っているアメリカ人の約80%以上が「職場で発生するストレスが原因」という事実があります。

 

著者が17の業界、800人の管理職、従業員を対象とした調査では、「職場で誰かから無礼な態度を取られている人」について次の事実が浮き彫りとなります。

 

・48%の人が、仕事にかける労力を意図的に減らす。

・47%の人が、仕事にかける時間を意図的に減らす。

・38%の人が、仕事の質を意図的に下げる。

 

これらは目に見えず、誰にも気づかれないまま、会社の利益や時間を奪っていきます。無礼な人が会社に与える損害が「どれほどか」を理解することが優先されます。

 

2つ目は、“礼節は「人生」を変えてしまう”について。

 

「無礼」が与える損害について知りました。ここであなたが気になったのは「礼節にはどんなメリットがあるか?」ということではないでしょうか。

 

著者は「礼節がもたらすメリットは、人生をも変えてしまう」といいます。

 

その理由は次の3つです。

 

・仕事が得やすい

・幅広い人脈が築ける

・出世の可能性が高まる

 

礼節のある人は、何か一緒にやろうと誘われる機会が多く、その結果「仕事が得やすい」です。もし、あなたが同僚に仕事を手伝ってもらおうとした時、親切で愛想のいい人と、無愛想で無礼な人と、どちらに声をかけるでしょうか?答えは言うまでもありませんね。

 

礼節のある人は、すぐに「幅広い人脈が築ける」のは、ご想像の通りです。ソーシャルメディアが発達した現代では、すぐにネットーワークが築けますが、最終的に物を言うのが「礼節」です。

 

礼節のある人は「リーダーにふさわしい」とみなされ、「出世の可能性が高まる」でしょう。「気配り」「優しさ」「思いやり」などの礼節が、リーダーの条件としてあげられます。

 

このように「礼節」がもたらすメリットは多岐に渡り、個人、組織全体をも含む、すべての人間関係に有効と言えます。

 

3つ目は、“礼節を身につけるには「人間らしく」がポイント”について。

 

「わたしも礼節を身につけたい!」と、思い始めているそこのあなた。実のところ礼節は、「礼儀正しくしていればいい」だけではありません。

 

著者は礼節を身につけるための「3つの原則」を掲げます。

 

第1の原則「笑顔を絶やさない」

 

礼節を身につけるための基本動作として「笑顔」があげられます。スウェーデンの研究者たちの調査によると、笑顔に「周囲の人たちの能力を高める力」があることが明らかとなります。さらに笑うことで自分自身の気分を高揚させ、免疫システムやストレスを軽減し、健康面でも大きな効果を発揮します。

 

第2の原則「相手を尊重する」

 

自分より地位が下の人間であっても、存在を認めてあげると、人間関係が向上すると言います。「創造的シーダーシップセンター」の調査によると、大企業のトップ3の役職に就いている人たちは、部下たちとの人間関係を重んじているといいます。相手の存在を認め、尊重することが重要なのです。

 

第3の原則「人の話に耳を傾ける」

 

礼節を身につけるには「人の話を聞く」ことが重要です。なぜなら、人の話を熱心に聞くと、その人のことを気にかけている、大事にしている、人間関係を保ちたいといったことが、相手に伝わるからです。人はどうしても自分の話をしてしまいがちになります。著者は、会話の基準として「話す」「聞く」は「1:2」がベストと述べています。

 

4つ目は、“無礼な社員には「フィードバックループ」”について。

 

では、組織において「無礼な社員」がいた場合、どう対処すればいいのでしょうか?有効なのが「フィードバックループ」です。

 

「フィードバックループ」とは、コーチングの神様、マーシャル・ゴールドスミスが提唱したもので、フィードバックを繰り返していくことで、結果が増幅されていくというものです。

 

フィードバックループは、次の4つのステップを踏みます。

 

①証拠を提示する

②証拠の妥当性を確認する

③悪い行動を続けた場合にはどうなるかを伝える

④改善を実行させる

 

上司が「部下を罵倒する」「意見を聞かない」という、事例が目撃された場合、これを「証拠」として提示します。

 

上司の行動で、周りにどんな影響があるかを判断し、明らかに業績が低下していたら、フィードバックが「妥当」ということになります。

 

次に、無礼な上司に対し「行動を改めないままだと損をする」と理解させます。

 

最後に、達成できたかどうかが判断できる、具体的な目標を決めます。そして、実行に移させます。

 

礼節を高めるには「本人の自覚」が最も重要です。自分が自覚し、何が原因でそうなってしまうのかを知ることからはじまるのです。

 

最後となる5つ目は、“無礼には「成功の自覚」で対処する”について。

 

無礼によって人は傷つき、大きなストレスを受けます。無礼に対処する方法は多々ありますが、最も有効なものとして「成功の自覚」があります。

 

「成功の自覚」とは、「自分は成功している」と思えることです。自分自身がエネルギーに満ち、生き生きと活動して、日々成長していれば、無礼な態度を取られても、悪影響を受けることはないからです。

 

著者は、業界の異なる6つの企業を対象に「燃え尽き症候群」の調査を行います。すると、自ら成功しているとみなす社員は、平均的な社員と比べて、燃え尽き症候群になる確率が2割近く少ないといった結果になりました。

 

この「自分は成功している」と思える人の特徴として「悪いこと」でも、それをいとも簡単に「良いこと」へ転換できることがあげられます。

 

逆境において「この状況から学べることはないか?」と思える人は、回復も早く、ストレスにも強いのです。

 

『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』のまとめ。

 

改めて、この本の超重要なポイントを押さえ、あなたが実際に行動に移せるようにおさらいしておきましょう!

 

  1. 「無礼な人」が与える影響を理解しましょう。
  2. 「礼節」という最強の武器を手に入れましょう。
  3. 「人間らしく」を基準に接しましょう。
  4. 無礼な人には「フィードバック」を与えましょう。

5.成功が「自覚」できるメンタルを手に入れましょう。

 

この動画では、『Think CIVILITY』の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に手にとって読んでみるのもオススメですよ。