未分類

シンプルに結果を出す人の5W1H思考(著者;渡邉光太郎)

Featured Video Play Icon

みなさん、こんにちは!

「10分で人生が変わる本の要約」シリーズ。

今回取り上げる本は、発売2か月で発行部数40,000部を超え、ビジネスパーソンの間で定番となりつつある名著「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」です。

多くのビジネスパーソンが直面する問題に「5W1H」を使って、問題解決へと導きます。

著者の「渡邉光太郎」氏は、大手企業を中心に、述べ300社、30,000万人以上のビジネスパーソンを相手に、様々な「思考ツール」をコンサルティングしてきた人物です。

ページ数は200ページありますが、私の場合はこの本を読み終えるのに、4時間かかりました。

この動画では、4時間を10分にまとめて要点を解説していきます。

この動画を見終える頃には、あなたは「問題解決能力」と「生産性を上げられる思考法」を手に入れることができるでしょう。

「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」の著者、渡邉光太郎氏について

まずこの本の著者である「渡邉光太郎」氏について知っておきましょう!

東芝や大手シンクタンクなどを経て、MBA教育を手掛けるグロービスの企業研修部門の管理職として人材開発、組織変革のコンサルティング、講師活動などに携わります。

現在はランウィズ・パートナーズの代表として、企業の事業戦略立案・業務改革の伴走コンサルティング、講師、組織開発・組織文化改革のコンサルティングに従事するほか、フラワースタジオの経営なども行っています。

「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」の要点

結論から言いますと、この本の重要ポイントは、以下の5つにまとめることができます。

  1. 5W1Hの目的は“Big-Why”までさかのぼる(・・・・・)こと
  2. “Big-Why”は3つの視点で辿り着く
  3. 発想視野を広げるには5W1Hで見直す
  4. コミュ力アップには5W1Hが役立つ
  5. 問題は「3W1H」で解決する

以降では、この5つのポイントを、具体例を交えながら深掘りしていこうと思います。

結論の理由を解説する前に、「5W1H思考」とは何かを説明しておきます。

5W1H思考とは、「物事を広く見渡し、本質にせまり、新たな視点や考え方のヒントを与えてくれる万能の思考ツール」のことを指します。

5W1H思考をビジネスシーンで活用すると、

  • 課題を提起できる
  • 問題を発見・解決できる
  • クリエイティブな発想ができる
  • 説得力のあるコミュニケーションができる

ようになります。

5W1Hは、みなさんご存知の、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)という、情報整理の要素をあげたものです。

この枠組みをビジネスに応用したものが、「5W1H思考」です。仕事で成果を出している人は例外なく、この5W1H思考を持っていると著者は述べています。

お待たせしました。それでは、結論の解説に移りましょう!

1,5W1Hの目的は“Big-Why”までさかのぼること

物事の本質に迫ったり、新たな視点を生み出したりする「5W1H思考」には、ある大きな目的があります。

それが“Big-Why”です。“Big-Why”とは、上位の目的やゴール、真のニーズを解明する「問い」です。「目的のそのまた目的」と言ってもよいでしょう。

「痩せたい」と思っている人がいるとします。この人の目的は「痩せたい」ですが、真の目的は、「痩せることによって得られるもの」です。

いくら5W1H思考で、When(いつ)、What(何を)、How(どのように)と、具体策を示しても、この“Big-Why”が明確でなければ、すべて水の泡となってしまうのです。

一段、二段、上にさかのぼり、問いただすことで、目的を明確にすることができると、著者はいいます。

2,“Big-Why”は3つの視点で辿り着く

“Big-Why”の重要性は、お分かりいただけたでしょうか?次に考えることは、どうしたら“Big-Why”を明確にすることができるか、という点です。

“Big-Why”を明確にするには、「ありかた」「ありがたみ」「あたらしみ」という、3つの視点を持つこと、と著者は述べます。

まず「ありかた」ですが、これは「自分が何をするか」ではなく、「顧客がどういう状態になっているか」を考えることです。

「スターバックス」は、「コーヒーを販売している」という考え方ではなく、「顧客の心が豊かになり、特別な体験をしている」というベネフィットを考えています。顧客の本当のニーズを考えることで、“Big-Why”が明確になります。

次に「ありがたみ」です。これは、ありきたりなサービスや商品ではなく、「顧客がありがたみを感じられるレベルの価値があるか」にフォーカスします。

日用消費財メーカーの「P&G」は、乳幼児用のおむつとして「最長10時間の連続吸収が可能のおむつ」を開発します。一晩中おむつを変えなくていいので、赤ちゃんにとって快適な睡眠を得られるという、「ありがたみ」を与えたのです。「ありがたさ」を意識することで、“Big-Why”が明確になります。

最後に「あたらしみ」です。これは、既存にない「革新的な価値があるか」というものです。

アイロボット社の「ルンバ」は、ロボット掃除機として有名ですが、そもそも、掃除機という概念を超え、自動運転で掃除ができるという「あたらしい」価値を生み出しました。既存の延長線上にない価値を創造することで、“Big-Why”が明確になります。

「ありかた」「ありがたみ」「あたらしみ」の3つの視点を意識することで、“Big-Why”を明確にすることができるのです。

3,発想視野を広げるには5W1Hで見直す

「5W1H思考」が何かを理解してもらえたと思います。次はいよいよ、実際のビジネスシーンにおける「5W1H思考」です。

デキるビジネスパーソンは、概して発想力・思考力が長けていると言われます。この発想力・思考力の「視野」を広げるのに有効なのが、「5W1H」です。

ここであなたに質問です。商品やサービスを改善しようとしたとき、あなたなら何をしますか?「製品のバージョンアップを行う」「何か新しいサービスを付加する」という答えが聞こえてきそうです。

しかし、商品やサービスを改善するには「別の角度からのアプローチ」が必要になります。この時、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)…という「問い」を投げかけることで、新しい発想ができるのです。

パナソニック電動歯ブラシ「ポケットドルツ」がヒットしたのは、一段高い視点から物事を見たからです。競合他社が「どのように速く」「どのように強く」「どのように安く」といった「What」の差別化を重視する中、パナソニックは、「When(いつ)」「Where(どこで)」使われているかに注目します。

この発想から生まれたのが、家庭外でも使え、携帯に便利な電動歯ブラシ「ポケットドルツ」でした。

このように、5W1H思考で、別の視点からアプローチすることで、新たな発想が生まれるのです。

4,コミュ力アップには5W1Hが役立つ

「5W1H思考」は、ビジネスシーンで大いに役立つことが、ご理解いただけたと思います。しかし、「5W1H思考」のポテンシャルは、まだまだこんなものではありません。

ビジネスパーソンにとって、必須科目とよばれる「コミュニケーション能力」。このコミュニケーション能力に「箔」をつける方法として「5W1H思考」が有効です。

5W1H の「Why-What-How」によって、説明に強力なロジックを付加することができるのです。

人に何かを説明する時、「Why(何のために)」→「What(何を)」→「How(どのようにして)」の順で伝えることで、説得力のある説明になります。

例えば「利益の向上を訴えたい時」

「Why(何のために)」→事業規模を拡大したい

「What(何を)」→事業拡大のために、マーケティング戦略を行う

「How(どのようにして)」→マーケティング戦略のために、顧客の実態を把握する

というように、この3つの順で自分の思考を整理し、構造化することで、相手に説得力のある説明ができるのです。

5,問題は『3W1H』で解決する

忙しいビジネスシーンでは、次々と問題が起こります。この問題を素早く解決することが、デキるビジネスパーソンになる近道と言っても過言ではありません。ここでも、5W1Hは大いに役に立ちます。

問題解決としての5W1H思考とは、「3W1Hのステップ」を踏みます。

「3W1Hのステップ」とは、「What(何を解決するのか)?」→「Where(どこが悪いのか)?」→「Why(なぜ起こるのか)?」→「How(どうするのか)?」という順番で、問題特定・解決へと繋ぎます。

例えば、「フィットネスクラブの退会者が増えている」という問題があったとします。

この場合は、まず

「What(何を解決するのか)?」→退会者を減らす

「Where(どこが悪いのか)?」→接客サービスが悪い、近くに競合店ができたから

「Why(なぜ起こるのか)?」→アンケート調査から「接客サービスが悪い」と判明

「How(どうするのか)?→社員教育に力を入れる

このように問題の特定・解決へと繋げるのです。

注意したいのは、最初に「Why」「How」から考えてしまうことです。これらは「原因」なので、見えにくく扱いにくいので、問題解決に直結しません。

まずは、「What」「Where」という「結果」から考えることで、問題解決の流れができるのです。

「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」のまとめ

改めて、この本の超重要なポイントを押さえ、あなたが実際に行動に移せるようにおさらいしておきましょう!

  1. 目的を“Big-Why”という「高次の目的」まで追求しましょう
  2. “Big-Why”は「ありかた」「ありがたみ」「あたらしみ」を意識すること
  3. 発想力を上げたかったら「5W1H」で見直しましょう
  4. コミュ力アップには「Why-What-How」で問うこと
  5. 問題を解決する時は、「3W1H」で考えましょう

この動画では、「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」の超重要なポイントに絞って解説してきましたが、これを機会に本書を手にとって読んでみるのもオススメですよ!